「読書で成功 お片付け♪【その1】」
「読書で成功 お片付け♪【その2】」
に続く、第3弾です。
この本は、おもに子どもを持つ母親に対するアドバイスが
多く出てきます。
子どもの荷物をいかに整理するか、
いかに、子供自身に片付けさせるか、
などのテクニック満載です。
なんと、
「決まった時間に寝付かせる方法」
なんていう技まで登場し、もはや、
「お片付け本」
の域を超えています。
もちろん、そういった技も「なるほど!」
と膝を打つものも多いのですが、
今回、キッチンのテーブルを片づけることが出来た
最大の箇所を引用させていただきますね♪
*******************
59ページより、以下引用。
家の仕事をやっていると、細かいことに気を取られ、
内なる声がおせっかいをやき始めます。
「家具を動かして、掃除機をかけなくちゃ」
「そこにもはたきをかけなきゃ」
「窓を磨いて」。
そんな声を黙らせるたえに、
大声を張り上げることが、わたしにもあります。
「それは明日の仕事なの。
今日はいいって!」
**************************
「お片付け本」を読んだり、
片付けの上手な人の話を聞くと、
「『今日はここだけ』
と場所を決めて、そこだけ頑張るのがポイント」
といった言葉を、しばしば聞いてきました。
「それは、そうなんだけど。
だけど、今、気がついた時にやらないと、
また、ずっと忘れてしまう。」
「そんなこと言ったって、それもこれも、
同時進行でしないと、いつまでたっても終わらない」
と内心思っていました。
それで、
「机の上のものをどかそう」
「置く場所がない」
「まず棚を片づけよう」
「棚にあるものを本来の場所に移動させよう」
「あ、何かこぼれてた」
「あっちゃっちゃ、すごい埃出てきた。」
など、もう訳わからない地獄のスパイラルに突入し、
ひどく消耗した挙句、時間切れ。
最初より散らかってる現実に直面し、
見なかったことにして、再び、ちょっと寄せといて生活する。
の繰り返し。
徐々に、脇に寄せられるものものが増えてきて、
もう、自分でも、そこに一体何があるのか分からない状態に
なっていました。
「今は、それをする時間じゃないの!」
と大きな声をあげることによって、
汚れてるところが見えても、ほこりが見えても、
ぐっと我慢して、
「今は、この机の上を、何もない状態にしましょう」
とがんばりました。
その上で、特に役立ったのが、
98ページに紹介されている「4つの箱方式」。
ゴミ箱一つと、大きな箱(またはビニール袋)を三つ用意し、
どんどん仕分けして入れて行きます。
デニスは、この方法の利点として、
・作業中にいちいちほかの部屋にものを戻しにいかなくてもいいこと
・また、そこに行ってほかのことに気をとられ
時間をムダにするのを防げること
をあげています。
実際やってみると、「台所のテーブル」という性質もあり、
また、ぼちぼち、ものの定位置を決めつつあったこともあり、
「いらないものは、ゴミ箱へ」
「しかるべき場所に、しかるべきものを、どんどん放り込んでいく」
だけで、
2時間程度で、片付けることができました。
そこで、隣の部屋から、長く使ってなかった椅子を持ってきて、
机の向きもかえて、それから、椅子のカバーが汚れていたので、
とりあえず、カバーがわりに大判のバスタオルをかけてみました。
そして、「たんぽぽ堂」の「極上たんぽぽコーヒー」を入れて、
窓の外に見える緑の見える位置に座って(借景ですが^_^;)、
読もうと思って借りてきていた本を持って来てみました。
うん。
いい!!
すごく、いいよ。
「今日はここだけ!」
と空間を区切ることの最大の利点は、
「完了」
ということ自体を自分にプレゼントしてあげられることだと
思います。
物事が片付くって、それだけで嬉しい気持ちになります。
私にも出来るじゃん!っていう気になります。
何より、気持ちのよいスペースを自分にプレゼントして
あげられます。
見てるだけで嬉しくなります。
デニスも、こう言っています。
「整理は、素晴らしいごほうびをもたらす」
*******************
以下、19ページより引用
「負のごほうび」をもらうのは毎日のことです。
なにかを正しくやっても、だれもそれを覚えておらず、
間違えると絶対忘れないというのが悲しい現実なのです。
家事に栄誉はありません。
母の日でもないかぎり、表彰状も、励ましの言葉ももらえません。
みんなは協力してくれるどころか、
きれいにしたばかりの冷蔵庫に牛乳をこぼし、
噛み終わったガムをタンスの引き出しに入れたりするのです。
整然とした生活は子どものいない人や、独身、あるいは
鉄のハートを持った親たちの特権のように思えてしまいます。
そういう現状だからこそ、きちんとすることが
わたしを奮いたたせるのです。
きれいにしていると、押入れや食器棚、ひきだしから、
「よくやってるじゃない。
がんばって」
と言われている気になります。
これでやる気が出てきます。
なぜなら、そんなやさしい言葉を一度だって人から
かけられたことがないからです。
***********************
実は、デニスの本を読んだのは、
今回が初めてではありません。
以前に、別の「お片付け本」を読んでいました。
それが、↑この本ですが、
「少しの手間で」
って、いろんな場面で、少しずつ手間がいるということがわかり、
全く手間をかけていない人である、しょこら、
「ぎゃ~。
やっぱり、それなりの手間はかけないと
きれいにならないのよ!!」
と逃げ出したことがあります。
が、今回の本を読んで、
そのお片付けのプロフェッショナルのデニスでさえ、
片付けに嫌気がさしたり、家族に負のご褒美ばかりもらっていること。
そして、時に、大声で、
「今は、それをする時間じゃないの!」
「それは、明日の仕事なの!!」
と自分に言い聞かせているということが、
「デニスだって、特別な人間じゃない」
「私と同じようなところで詰まっていたデニスも
やり方を工夫することによって、
うまくやっている部分もあるんだ」
ということが染み込んできました。
さあ、アナタも、
「今はそれをする時間じゃないの!」
と勇気を持って、自分の内なる声に対して断りましょう。
そして、自分が最初に「今日はココ!」と決めた部分にのみ
集中しましょう。
あなたにも、きっと、素敵な空間がプレゼントされることでしょう。
ほかならぬ、あなた自身によって。
最初は、少しのスペースでも良いと思うのです。
「できた!」
という実感が、何よりの次へのインセンティブとなることと思います。
さてさて。
今日はこれまで。
「読書で成功 お片付け♪【その4】」で最後になります。
今日も読んでくださって、ありがとう。
それでは、また。
今日も、素敵な一日になりますように。
Have a nice day!
「読書で成功 お片付け♪【その2】」
に続く、第3弾です。
少しの整理でなんでもうまくいく―神様の整理術デニス スコフィールドPHP研究所このアイテムの詳細を見る |
この本は、おもに子どもを持つ母親に対するアドバイスが
多く出てきます。
子どもの荷物をいかに整理するか、
いかに、子供自身に片付けさせるか、
などのテクニック満載です。
なんと、
「決まった時間に寝付かせる方法」
なんていう技まで登場し、もはや、
「お片付け本」
の域を超えています。
もちろん、そういった技も「なるほど!」
と膝を打つものも多いのですが、
今回、キッチンのテーブルを片づけることが出来た
最大の箇所を引用させていただきますね♪
*******************
59ページより、以下引用。
家の仕事をやっていると、細かいことに気を取られ、
内なる声がおせっかいをやき始めます。
「家具を動かして、掃除機をかけなくちゃ」
「そこにもはたきをかけなきゃ」
「窓を磨いて」。
そんな声を黙らせるたえに、
大声を張り上げることが、わたしにもあります。
「それは明日の仕事なの。
今日はいいって!」
**************************
「お片付け本」を読んだり、
片付けの上手な人の話を聞くと、
「『今日はここだけ』
と場所を決めて、そこだけ頑張るのがポイント」
といった言葉を、しばしば聞いてきました。
「それは、そうなんだけど。
だけど、今、気がついた時にやらないと、
また、ずっと忘れてしまう。」
「そんなこと言ったって、それもこれも、
同時進行でしないと、いつまでたっても終わらない」
と内心思っていました。
それで、
「机の上のものをどかそう」
「置く場所がない」
「まず棚を片づけよう」
「棚にあるものを本来の場所に移動させよう」
「あ、何かこぼれてた」
「あっちゃっちゃ、すごい埃出てきた。」
など、もう訳わからない地獄のスパイラルに突入し、
ひどく消耗した挙句、時間切れ。
最初より散らかってる現実に直面し、
見なかったことにして、再び、ちょっと寄せといて生活する。
の繰り返し。
徐々に、脇に寄せられるものものが増えてきて、
もう、自分でも、そこに一体何があるのか分からない状態に
なっていました。
「今は、それをする時間じゃないの!」
と大きな声をあげることによって、
汚れてるところが見えても、ほこりが見えても、
ぐっと我慢して、
「今は、この机の上を、何もない状態にしましょう」
とがんばりました。
その上で、特に役立ったのが、
98ページに紹介されている「4つの箱方式」。
ゴミ箱一つと、大きな箱(またはビニール袋)を三つ用意し、
どんどん仕分けして入れて行きます。
デニスは、この方法の利点として、
・作業中にいちいちほかの部屋にものを戻しにいかなくてもいいこと
・また、そこに行ってほかのことに気をとられ
時間をムダにするのを防げること
をあげています。
実際やってみると、「台所のテーブル」という性質もあり、
また、ぼちぼち、ものの定位置を決めつつあったこともあり、
「いらないものは、ゴミ箱へ」
「しかるべき場所に、しかるべきものを、どんどん放り込んでいく」
だけで、
2時間程度で、片付けることができました。
そこで、隣の部屋から、長く使ってなかった椅子を持ってきて、
机の向きもかえて、それから、椅子のカバーが汚れていたので、
とりあえず、カバーがわりに大判のバスタオルをかけてみました。
そして、「たんぽぽ堂」の「極上たんぽぽコーヒー」を入れて、
窓の外に見える緑の見える位置に座って(借景ですが^_^;)、
読もうと思って借りてきていた本を持って来てみました。
うん。
いい!!
すごく、いいよ。
「今日はここだけ!」
と空間を区切ることの最大の利点は、
「完了」
ということ自体を自分にプレゼントしてあげられることだと
思います。
物事が片付くって、それだけで嬉しい気持ちになります。
私にも出来るじゃん!っていう気になります。
何より、気持ちのよいスペースを自分にプレゼントして
あげられます。
見てるだけで嬉しくなります。
デニスも、こう言っています。
「整理は、素晴らしいごほうびをもたらす」
*******************
以下、19ページより引用
「負のごほうび」をもらうのは毎日のことです。
なにかを正しくやっても、だれもそれを覚えておらず、
間違えると絶対忘れないというのが悲しい現実なのです。
家事に栄誉はありません。
母の日でもないかぎり、表彰状も、励ましの言葉ももらえません。
みんなは協力してくれるどころか、
きれいにしたばかりの冷蔵庫に牛乳をこぼし、
噛み終わったガムをタンスの引き出しに入れたりするのです。
整然とした生活は子どものいない人や、独身、あるいは
鉄のハートを持った親たちの特権のように思えてしまいます。
そういう現状だからこそ、きちんとすることが
わたしを奮いたたせるのです。
きれいにしていると、押入れや食器棚、ひきだしから、
「よくやってるじゃない。
がんばって」
と言われている気になります。
これでやる気が出てきます。
なぜなら、そんなやさしい言葉を一度だって人から
かけられたことがないからです。
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実は、デニスの本を読んだのは、
今回が初めてではありません。
以前に、別の「お片付け本」を読んでいました。
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それが、↑この本ですが、
「少しの手間で」
って、いろんな場面で、少しずつ手間がいるということがわかり、
全く手間をかけていない人である、しょこら、
「ぎゃ~。
やっぱり、それなりの手間はかけないと
きれいにならないのよ!!」
と逃げ出したことがあります。
が、今回の本を読んで、
そのお片付けのプロフェッショナルのデニスでさえ、
片付けに嫌気がさしたり、家族に負のご褒美ばかりもらっていること。
そして、時に、大声で、
「今は、それをする時間じゃないの!」
「それは、明日の仕事なの!!」
と自分に言い聞かせているということが、
「デニスだって、特別な人間じゃない」
「私と同じようなところで詰まっていたデニスも
やり方を工夫することによって、
うまくやっている部分もあるんだ」
ということが染み込んできました。
さあ、アナタも、
「今はそれをする時間じゃないの!」
と勇気を持って、自分の内なる声に対して断りましょう。
そして、自分が最初に「今日はココ!」と決めた部分にのみ
集中しましょう。
あなたにも、きっと、素敵な空間がプレゼントされることでしょう。
ほかならぬ、あなた自身によって。
最初は、少しのスペースでも良いと思うのです。
「できた!」
という実感が、何よりの次へのインセンティブとなることと思います。
さてさて。
今日はこれまで。
「読書で成功 お片付け♪【その4】」で最後になります。
今日も読んでくださって、ありがとう。
それでは、また。
今日も、素敵な一日になりますように。
Have a nice day!
「そこまで、せんでも~」
と、本に対して突っ込むこともシバシバです。
なので、オススメしといて何ですが、
デニスのアイデア、ほとんどが採用されてません。
でも、それでも良いのだと思います。
自分にあったところを見つけて、やってみて、
少しでも改善されたら、他の誰でもない、
自分自身が褒めてあげることが大事かな~
なんて、今更ながらですが、しみじみ感じます。
無理しないで、ぼちぼち行こう~♪
コメントありがとう~。(*^_^*)
私、片付けは大の苦手。。。
母→祖母→旦那
一緒に暮らす人すべてに常に「片付けろ」と言われ続けても全く治らない散らかしグセ。
流石に子供にはきちんと片づけの出来る子になって欲しいので、ちょっとオススメ本を読んでみるわ~