それは、私の長い髪が、
掃除しても掃除しても、掃除機をかけるそばから新たな髪の毛が発見され、
主に掃除機をかける家人(夫のこと)に非常に不評であったため、
愛娘しょこらの家庭の平安を願い、
あれこれ思案しての有り難いアドバイスでございました。。。
そのアドバイスをもらったのが昨年の十一月ぐらいのことであったか・・・。
しかし、ナイトキャップといえば、思い浮かべるのは、
狼に食べられてしまう赤頭巾ちゃんのおばあちゃんが被ってたやつ!
一日中あれを家の中で被っている人はいないでしょう。
っていうか、誰も見てなくても、ちょっと恥ずかしい感じ。
いくら、母みっちゃんの心のコモッタ助言でも、イマイチ気乗りしない。
オダギリジョー張りの
「どうする!?どうすんの俺!!!???」
という言葉が頭の中をこだまする。。。
「え!?」
という私の、知らず発してしまった私の声に、
娘の戸惑いに気付いたか、
「いやいや、かわいいやつやで~。」
と、みっちゃん。
「かわいいの」と言われ、更にフリフリのをイメージしてしまった私。
「へ~。かわいいのがあるんや。へ~。」と応えつつ、
要するに頭を何かで覆えばいいんやん、と理解。
家に、全体の色調が濃厚の緑と茶色の色彩で
鮎の絵が書かれた大判のハンカチがあって、
結構気に入っていたので、それをバンダナの要領で被って縛ってみる。
鏡を見る。
「なんか病人みたい・・・。」
いや、今は立派な(と言うのも変だけど・・・)病人ですが、
当時はまだ仕事も休んでなかったけど(「休みがち」ではあったけど)、
ハンカチを頭に装着すると、まるで
どこかの病院で入院してるかのようなハカナサでございました。
ただ、外出時には外すし、頭になんか付いてるとイマイチ寛げない。
必然的に、装着をサボるようになっていた。
しかし、昨日友人に家に来てもらうにあたり、
掃除機を自分でかけていたら、
「あれ?さっき掃除機かけたトコじゃん!」ということを数度繰り返した後、
「掃除機をかけている今この瞬間に髪の毛が落ちつつあるのだな・・・」
としみじみ実感。
心を入れ換え、例のハンカチを探す私。
しかし、実は、いかにも、
「みっちゃんのアドバイスをちゃんと実践してますよ」
というアピールをする為に、年末実家に持って帰ってしばらく頭につけてた私。
奈良に、帰って来てからの荷物整理がかなり適当だったため、
例によって、
「どこにあるか分からん!」
「せやから、いつも物なおす(片付ける場所)決めときって言うてるやろ!」
と呟きつつ、みつからないものは仕方がないので、
以前親子クッキングの時に こうたん用の三角巾として購入した
赤のバンダナを付けてみる。
鏡を見る。
「なんか、お惣菜屋さんのおばちゃんみたい・・・。」
イマイチ気分は乗らないものの、
「まあ赤は元気色やからね!」
と気を取り直し、その線で行くことに。
後で友人たちが来た時、
「あれ?家ではいつもそんなんしてんのん?」
とやはり戸惑った様子。
いや、かくかくしかじかでと事情を話すと、
心優しい彼女たちは、いつもフォローを忘れない。
「でも赤、よく似合ってるよ」と言ってくれた。
ちなみに、真冬の寒い時は、キャスケット(ひさしつきのニット帽)
をかぶってました。
まあまあ楽だし、外に出てく時も、そのまま外出できるので、
「室内でも帽子かい!」
と自分でつっこみつつ、
「最近は、美容院とか喫茶店でも帽子かぶったままの人おるやん。」
と応えておきました。
ところで、今回ブログで紹介するにあたって、
どんなものが売られてるか検索してみました。
すると、なんと一点一点手づくりで作っている
tedukuri-HOUSEというお店がヒットした。
そもそも、ナイトキャップって、寝癖対策が主な用途みたいなんだけど、
こちらのお店は、病気の治療のために一時的に髪を失った
女性のためにつくられたそうです。
今回、紹介させてもらった商品はすべて、こちらの
お店の商品画像です。
で、商品一覧を見てみたら、結構素敵なのも多く、
購入しようか検討中。
バンダナタイプ(左)とかバンダナ結びきりタイプ(右)
とかいうようですが、ハンカチ頭にかぶるより、簡単で
ずれてこないんだろうか???
なんかムレに気になる方におすすめとか書いてあったので、
ムレはしないんだろうけど。
でも、今のとこ、大判ハンカチかバンダナでなんとかなってるし、
どうしよ。
しかし、手作りの割りに、値段安めだと思います。
購入するかどうか、しばし熟考。。。