※記事の中で、「ムギ畑」というサイトを紹介させて頂いていますが、2019.1.31に閉鎖されたそうです。
この度、こちらの記事を見直すにあたって、削除するか迷ったのですが、13年前の自分の思いや背景などもあり、できるだけ変更しないで、再投稿することにしました。
岡田淳さんの作品、今も変わらず大好きで、13年も前に書いたとは思えないぐらい、13年前の自分に共感しながら再編集しました♪
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【2008.3.25】
突然ですが、しょこら、岡田淳さんの大ファンです。
このブログを立ち上げた当初から、岡田さんの本の紹介をしたいしたいと
思ってきましたが、「一冊ずつ丁寧に。。。」
と思っている間に、時ばかりがながれ。。。
そんなある日(ずばり今日ですが)、
「新小5男子におすすめの本」というトピで、
岡田さんの書籍が紹介されているのを見て、
猛烈に血が騒ぎ、かなり暑く語ってしまったのでした。
ちなみに、「ムギ畑」。今現在ワーキングマザーでなくても「将来なる予定」でも入れます。
会員にならなくても、見れるページもありますが、
会員(無料)になれば、過去の話題についてキーワードで検索したり、
小学校や中学校のフォーラムを覗くと将来の自分が見えるようで
バーチャル体験感覚が味わえます。
また、実際に掲示板に投稿してい相談することもできます。
まずは登録して雰囲気を見られる価値ありと思います。
閑話休題。
それで、紹介されてた本は、↓これ。
お父さんが過労死して、人と競争することにイマイチ乗り気になれない |
少年が、やつれた、小さい飛んでる人に出会い。。。
難しいテーマだと思いますが、最後ちょっと感動的です。
でで、「びりっかすの神様」とくると、
「もうひとりのぼくも、ぼく」のこともアピールしないではおれません。
やまももの木の下で、うっかり、
「さっさとするぼく」と「ぐずぐずするぼく」に分けられてしまって。。。
登場人物がとても、個性的で素敵です。
特に、やまもものおばば。
かわいらしいおばあちゃんで、ちょこっとオシャレで、
ヤマモモの木のおうちで昔ながらの生活をしています。
最後、「さっさとするぼく」が苦しくなっちゃうところでは、
児童書にもかかわらず、うっかり泣いちゃいました。
どちらも、学校で生活してるところから話が始まり、突然異世界にトリップする話。 |
しっかりしたテーマがありつつも、ワクワク冒険ファンタジーになってて、
あっという間に読み終えてしまいます。
読み終えたあとも、なんか色々考えちゃったりで、読後感も満足度が高いです。
この本は、著者が座っていたら、もぐらがひょっこり現れて、
モグラ社会で語り継がれてきた御伽噺を「本にしてくれ~」と語り始めます。
なんか、こう書くと変な話ですが、読むと不思議と元気と勇気が沸いてきます。
「本を書いてほしい」のモグラと著者とのやりとりも素敵です。
「こそあどの森の物語」シリーズも好きですね。
一応、一巻からの流れがありますが、独立した話なので、
途中とばしても大丈夫です。
このシリーズの中で、特に好きなのは、次の三冊。
「ミュージカルスパイス」は物語全体がミュージカル仕立てになっていて、 |
「ユメミザクラの木の下で」「だれかののぞむもの」は少し切ない気持ちになります。
しょこらは、こそあどの森の描かれている風景や建物、
個性的なキャラクターが好きなので、この物語の空気をすう旅に出るように、
このシリーズを読みますが、子どもにも人気らしいその理由はよく分かりません。
それから、少し高学年むけかな、と思うのが、
他のに比べて、文字が小さく、長いのと、作品全体のムードが暗いです。 |
でも、後半部分、パズルがひもとかれていくような感じが気持ちよく、
読後感はすっきりです。
岡田淳さんは、小学校の先生をされていた方で、
専門が美術ということもあり、挿絵も自分でかかれます。
初期の作品、「放課後の時間割」ですが、(ああ、この作品もオススメ。)
この作品は、小学校勤務時代、お昼の時間に、 |
(ネズミが語る物語の短編集ですが、その物語自体よりも、
作品を通して描かれる、ネズミと「ぼく」(教師)の友情が好きです。)
岡田さんの作品も大好きですが、元教師という彼のプロフィールも素敵です。
長くなりましたが、岡田淳作品、猛烈にオススメさせていただきますです~。
ぜひ、読んでみてくださいまし~。
合掌。
クロネコを見たら、ダレカだと思った記憶が・・・☆
この作者の方こんなにいろいろ書かれてるんですね~読んでみよう~☆
姿は最初と最後のちょろっとしか見せないんだけど、
すごく印象的な登場だよね。
「2分間の冒険」が気に入ったなら、
次にオススメするのは、「選ばなかった冒険」だな。
異世界に迷いこんだ場所は、いつも通ってる学校が
ダンジョンになってて、モンスターや兵士が襲ってくる
んだよね。
闘いたくないんだけど、殺されそうになっても闘わない
のか。人にだけ闘わせるのか、何のために闘うのかなどの葛藤があったりしつつ、意外な友情や強力が生まれたり、
驚きの展開にドキドキあっというまにクライマックスです。
しょこら、最初に読んでファンになったきっかけの本なのだ。