薬を飲み始めてからの私の変貌に驚いた友人たちに、
「薬はやめて。その代わり私達を頼って。」
と涙が出るようなありがたい言葉を貰い(実際泣いた)、
薬をやめることにした。
実際、自分でも鏡を見る度、病相がでてきているような気がして、
「ほんとに、これで治ってくの!?」
という半信半疑な部分もあり、
まあ、やつれてみえるのは、寝てばかりで、運動もしてないし、
身だしなみもあったものじゃないから そのせいかもだけど。
しかし、友人たちが一番気にしてくれていたのは、
こうたんに対する私の態度。
以前と全く変わってしまった! と感じたのだそうだ。
ちなみに最初に処方された薬は、
「これまで緊張しすぎて、ホルモンと自律神経のバランスが崩れているので」
ということで、緊張を緩めるための、
まあ言えば「ぼんやりさせる」ための薬だった。
これを飲むと、とにかく眠くて起きてられない。
何もできず、眠りこける母と、戸惑い、襲い掛かる息子。
しかし反応のない母。
という、非日常的なヒトコマが繰り広げられていました。
しかし、これは、もともと
「うっかり、ぼんやり、忘れ物・無くしもの多し」
の私が飲むと、ただでさえ、ものがなくなるのに、
あまりにも、ものがなくなる頻度が増え、
あまりにもの、ちゃんとできなさに、なだそうそう。
ある時は、
「大丈夫。ママ座っとき。こうたんとみっちゃんで探したるから。」
とこうたんに言われ、その優しさに感激するより、
自分の至らなさに、哀しくて哀しくて。
しかも、大勢の人に追いかけられる夢を毎日のように見、
おきたくても、体がだるくて起きられず、又眠り込み、悪夢を見る、
というヒドイ状況でした。
次に病院に言ったとき、
「薬があってないって2回も電話したのに、
3~4週間は飲んでみないと効くか解らないから、
処方されたように飲むように、と言われた。」
「実際飲んで見たけど、頭は以前に増して混乱が深まり、
本読むのが好きだったけど、今はまったく読めなくなった。」
「悪夢を見る」
「忘れ物、亡くし物の失敗が増えて、哀しくて涙がでる」
と涙ながらに訴えた。
その時の先生は、初診の先生とは違う先生だったけど、
「薬が合わなかったみたいで、ごめんなさいね。」
と誤ってくれた。
そして、違う薬を処方してもらい、今度の薬は、
飲むと、神経が普通より繊細になる感じで、眠たくなるのは同じなんだけど、
こうたんが、大声で喚いたり、踊ったりする物音がすごく気に障るようになった。
寝たいのに寝れない。勘弁してくれよ~(+_+)という感じ。
それで、夫に何とか連れ出してもらおうとしても、
こういうときに限ってママがいいの!と離れようとしない。
イライラがつのり、突き飛ばしたい衝動に駆られるのを我慢し、
泣きながらヘルプメールを出したのが先日。
で、ヘルプに応じてくれた友人に、いろいろ話をしていて、
「薬は飲むと増えてくるし、副作用も結構ある。
やっぱ、薬ではない方向で元気になって、前のしょこらに戻ってほしい」
と言われ、
又、 薬を飲むのではなく、仕事休んでるだけでも、
ストレスの一つはなくなってるんやから、 歩くとか運動する方向で、
体調の回復を図ることにしては?
というアドバイスを採用させていただくことにして、
薬はやめることにした。
それに、以前からの夢(希望)が親子山登り!
この機会に、松尾山にさっさと登れるようになっていたら、
子供をサポートしながら、登れるじゃないの、
という訳で、 先日、絵手紙のゆうさんに案内してもらって、
松尾山徒歩ルート初登頂となったわけです。
ゆうさんに、だけでなく、松尾山で出会った色々な方に教えてもらったことを、
「松尾詣であれこれ その他」 ということで紹介していきたいと思います。