
子供の問題行動。。。
かみつく。
悪い言葉を使う。
車の中でのトラブル。
寝る前のぐずぐず。
テレビやビデオの見過ぎ。
甘いものの食べ過ぎ。。。
数え上げればキリがありません。
こうしたトラブルと一々対決するのも大変だし、
かといって、そのままでも問題がある。
どちらにしろストレスになりますよね。
そんな問題にズバリ具体的対応策を教えてくれる本がありました。
きっぱりNO!でやさしい子育て―続読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
明石書店
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日本版では、「ADHDの・・・」という副題が付いていますが、
オリジナルでは、特にADHDの子供を対象に書かれたものでは
なかったようです。
実際、中に書かれているトラブル事例など、
ADHDでなくても起こりうる問題が多いと思います。
この本は、アマゾンで「なか見!検索」という機能で
目次や概要を見ることができます。
実は、この本この機能で立ち読みしたら、しっかり読みたくなって、
趣旨に反して、図書館で借りる前に購入してしまった本なのでした。
必要なところだけ、ちょちょっと読んで、試してみることができるので、
せっぱつまってる人には、特にお勧め。
かく言う しょこらも、
家に届いたその日に、一章だけ読んでみて、
ためしに実践してみたら、一緒に住む家族もびっくりの効果がありました。
しょこら的にも、結構怒ってる感じがあるのに、
こうたんの様子は機嫌良く、幸せそうに遊ぶ時間が増えびっくっりです。
(もちろん怒られてる時は、しょぼんとしたり、泣いたりしますが。)
ぜひ、「なか見!検索」してみてください。
ところで、この本。
下記の本の続編として出版されたもので、
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読んで学べるADHDのペアレントトレーニング―むずかしい子にやさしい子育て 明石書店 このアイテムの詳細を見る |
本来は、ほめる、無視する、予告する、警告する、罰を与える・・・・・
などして、してほしい行動を増やす、してほしくない行動を減らすための
具体的行動例が丁寧に書かれています。
こちらの本には、
「無視するためには、ほめることができなければなりません。
効果のある制限を設けるためには、
上手に無視することができなればなりません。
そしてあなたがもっとも手をやいている行動に対処するためには、
その前にすべてのやり方を学ぶことが必要です。」
とし、最初からバトルプランを試すことよりも、
本に記載された順にステップを習得し、次の段階に進むよう
指示されています。
ので、本来的には、「読んで学べる・・・」の最初のページから
読む方が適切な行動を一貫してとるためには良いのだろう・・・
と思いはするのですが。
かといって、せっぱつまっている場合は、
悠長なことしてられへん、という気持ちもあるかと思います。
(しょこらがそうでした。)
そういう場合は、まず「きっぱりNo!・・・」の必要なところを読み、
とりあえずの問題に対処しつつ、ぼちぼちと
効果的な「ほめ方」「無視の仕方」を学んでいくというので
いかがでしょうか???
(と、アメリカにいるシンシア先生に
心の中で問いかけつつ去っていく しょこらでした。)