「子供は、自分とは別の個性を持った存在やねん!」
とは、
こうたんの親友のお母さんの言葉です。
先日、町内の小学生の金管バンドの演奏会があるというので、
無料!ということもあり、かなり、気軽な感じで、
近所の友人を誘って聞きに行ってみました。
しょこら、
「金管バンドに入れるのは4年生からだけど、
これがきっかけで、興味を持つようになるかもしれないし」
「やはり、いろんな可能性があるから、
とにかく、聞きに行くだけでも行ってみよう!」
と思ったのですが、
入ってびっくり。
照明も本格的で、
油断した親子が、がさがさと入っていってよい感じの
雰囲気ではありません。
こうたん、2曲ほどはおとなしく聞いていましたが、
すぐに、
「おトイレに行きたい」
「パンが食べたい」
などいいはじめ、こりゃイカンと、
次の曲が終わり、休憩に入ったところで、
早々に退出しました。
そのあと、会場の外の芝生のところで遊ばせていたら、
上記の方にお会いして、
ちょっと聞きに行っていたという話をしたら、
「チャレンジしたな~」
と言われ、続けて、
「あんな。
子どもは、自分とは違う個性を持った存在やねん。
そう思えるようになったら、私は子育てが楽になったわ。」
と、今度中学生になるお姉ちゃんを育てた彼女は言いました。
つまり、
自分の思うように、思うように育てようとしていたと。
それを聞いて、なるほど~と感じられたことには、
一緒に遊びに行っていた子のお母さんの、
「うちの場合は、夫婦そろってアウトドア派。
なのに、子供は、ピアノや歌が好き。
それで習わせてあげるが、宿題が出ても『?』状態。
子どもに、『ようきいときや』って言ってるんです」
という言葉がありました。
遊ぶ姿を見ていても、汚れるのを嫌がるし、虫も嫌いというので、
どこからどうみても、真性のインドア派のようです。
うちの場合は、たぶん夫は子どもの時は外遊びいっぱい
しただろうけど、今は、どちらかというとインドア派。
私は、アウトドアに憧れるインドア派。
だけど、こうたん、バリバリのアウトドア派で、
この日も、植え込みの中に、けもの道をみつけ、
細かい枝をものともせず、かき分けかきわけ入っていきます。
汚れるのも、ズボンが破れるのも、濡れることさえ
いといません。
そういう姿を、えんえん眺めていて、
「ああ、この人は、こういうのが好きなのだわ~。」
としみじみと思ったわけです。
しょこらは、本を読むのが好きな子供だったので、
保育園で絵本を読んでいた記憶もあるし、
学校での勉強も苦でなかったし、むしろ楽しかった。
音楽も大好きで、中学校では吹奏楽部にも入った。
こうたんにも、ちゃんと機会を与えてあげると、
音楽演奏や歌が好きになって、
親子で楽しめる日がくるかしら~とか夢見てた
のもあるけど、
楽器演奏とかできると、
「すごく立派」なイメージがあったのもいなめません。
同い年で、恐竜の図鑑のカタカナをちゃんと読んでる
同級生がいると、内心穏やかでなく、さらに
そのお母さんが、
「教えたわけじゃないのに、勝手に覚えたんです~」
とおっしゃられると、さらに、さらに、
心穏やかでなくなっってしまって。。。
おまけに、このところ、保育園の先生に
「ひらがなの練習をしてあげてください」
と言われたり、
無視できない存在の方から、
「勉強みたらんな、子供はアホになる」
など言われて、
「そんなこと言われても、余裕ないねん!」
と言いながら、がんばって、時間作って、
こうたんとバトルして、机に座らせて「勉強」させてました。
(なかみは、100均のドリルだけど)
ようするに、他人の目を気にして、
「きちんと育てないと!」
と無意識に思いこんでた自分に気付かされました。
それが、こうたんが、いきいきと、藪に分け入り
探検する姿をぼんやり見ている間に、
なんだか、こわばった心が、ゆるんできて、
「もう、いいや。」
「勉強できなくても、音楽とかできなくても、
自分が好きで楽しいことが一つでもあって、
そこに居場所ができれば」
「子供の好きなこと、得意なことに気づいて、
応援してあげるようにしよう」
という気持ちになりました。
夜、寝る時に、
「こうたん。
ママ、こうたんが、茂みとか探検するのが好きって
わかったからな、応援したいなって思ってるけど、
ママは、はっきり言ってよくわからへんけど、
そういうのが得意なお兄ちゃんたちがいっぱいいるところへ
(ずばりボーイスカウト!)
ママと一緒に行って、教えてもらおう!」
と言うと、
「うん。
こうたん、探検大好き」
と、嬉しそうでした。
それを見て、私も嬉しくなりました。
残念なのは、一緒に行ってもらえるお友達が
今のところ、まだ見つかっていないこと。
本当は、お友達がみつかってから、
と思ってたんだけど、
「参加してみたら、すぐにお友達ができるさ」
と考えてみることにしたのですが、
こうたん自身も、
「○○くんも、一緒にいけるかな~?」
「△△くんは?」
など、お友達が一緒でなかったら行きたくない的発言を
しているし。
ま、小学校にあがったばかりでは、いろいろと
ばたばたして大変だから、落ち着いてから、
とりあえず、見学だけでも行ってみようかな、
というのを、落とし所にしてみました。
「自分の望む方法でなくても、
子供が、そのままですばらしいところに気づいて
それを伸ばすべく応援してあげるようにしよう」
忘れっぽいしょこらですが、
できれば、この気持ちは忘れずに、
こうたんを「応援」していきたいな~と
思います。
今日もありがとう。
今日一日、素敵なことがたくさん訪れますように♪
あなたにも、わたしにも。
それでは、また。
Have a nice day!
とは、
こうたんの親友のお母さんの言葉です。
先日、町内の小学生の金管バンドの演奏会があるというので、
無料!ということもあり、かなり、気軽な感じで、
近所の友人を誘って聞きに行ってみました。
しょこら、
「金管バンドに入れるのは4年生からだけど、
これがきっかけで、興味を持つようになるかもしれないし」
「やはり、いろんな可能性があるから、
とにかく、聞きに行くだけでも行ってみよう!」
と思ったのですが、
入ってびっくり。
照明も本格的で、
油断した親子が、がさがさと入っていってよい感じの
雰囲気ではありません。
こうたん、2曲ほどはおとなしく聞いていましたが、
すぐに、
「おトイレに行きたい」
「パンが食べたい」
などいいはじめ、こりゃイカンと、
次の曲が終わり、休憩に入ったところで、
早々に退出しました。
そのあと、会場の外の芝生のところで遊ばせていたら、
上記の方にお会いして、
ちょっと聞きに行っていたという話をしたら、
「チャレンジしたな~」
と言われ、続けて、
「あんな。
子どもは、自分とは違う個性を持った存在やねん。
そう思えるようになったら、私は子育てが楽になったわ。」
と、今度中学生になるお姉ちゃんを育てた彼女は言いました。
つまり、
自分の思うように、思うように育てようとしていたと。
それを聞いて、なるほど~と感じられたことには、
一緒に遊びに行っていた子のお母さんの、
「うちの場合は、夫婦そろってアウトドア派。
なのに、子供は、ピアノや歌が好き。
それで習わせてあげるが、宿題が出ても『?』状態。
子どもに、『ようきいときや』って言ってるんです」
という言葉がありました。
遊ぶ姿を見ていても、汚れるのを嫌がるし、虫も嫌いというので、
どこからどうみても、真性のインドア派のようです。
うちの場合は、たぶん夫は子どもの時は外遊びいっぱい
しただろうけど、今は、どちらかというとインドア派。
私は、アウトドアに憧れるインドア派。
だけど、こうたん、バリバリのアウトドア派で、
この日も、植え込みの中に、けもの道をみつけ、
細かい枝をものともせず、かき分けかきわけ入っていきます。
汚れるのも、ズボンが破れるのも、濡れることさえ
いといません。
そういう姿を、えんえん眺めていて、
「ああ、この人は、こういうのが好きなのだわ~。」
としみじみと思ったわけです。
しょこらは、本を読むのが好きな子供だったので、
保育園で絵本を読んでいた記憶もあるし、
学校での勉強も苦でなかったし、むしろ楽しかった。
音楽も大好きで、中学校では吹奏楽部にも入った。
こうたんにも、ちゃんと機会を与えてあげると、
音楽演奏や歌が好きになって、
親子で楽しめる日がくるかしら~とか夢見てた
のもあるけど、
楽器演奏とかできると、
「すごく立派」なイメージがあったのもいなめません。
同い年で、恐竜の図鑑のカタカナをちゃんと読んでる
同級生がいると、内心穏やかでなく、さらに
そのお母さんが、
「教えたわけじゃないのに、勝手に覚えたんです~」
とおっしゃられると、さらに、さらに、
心穏やかでなくなっってしまって。。。
おまけに、このところ、保育園の先生に
「ひらがなの練習をしてあげてください」
と言われたり、
無視できない存在の方から、
「勉強みたらんな、子供はアホになる」
など言われて、
「そんなこと言われても、余裕ないねん!」
と言いながら、がんばって、時間作って、
こうたんとバトルして、机に座らせて「勉強」させてました。
(なかみは、100均のドリルだけど)
ようするに、他人の目を気にして、
「きちんと育てないと!」
と無意識に思いこんでた自分に気付かされました。
それが、こうたんが、いきいきと、藪に分け入り
探検する姿をぼんやり見ている間に、
なんだか、こわばった心が、ゆるんできて、
「もう、いいや。」
「勉強できなくても、音楽とかできなくても、
自分が好きで楽しいことが一つでもあって、
そこに居場所ができれば」
「子供の好きなこと、得意なことに気づいて、
応援してあげるようにしよう」
という気持ちになりました。
夜、寝る時に、
「こうたん。
ママ、こうたんが、茂みとか探検するのが好きって
わかったからな、応援したいなって思ってるけど、
ママは、はっきり言ってよくわからへんけど、
そういうのが得意なお兄ちゃんたちがいっぱいいるところへ
(ずばりボーイスカウト!)
ママと一緒に行って、教えてもらおう!」
と言うと、
「うん。
こうたん、探検大好き」
と、嬉しそうでした。
それを見て、私も嬉しくなりました。
残念なのは、一緒に行ってもらえるお友達が
今のところ、まだ見つかっていないこと。
本当は、お友達がみつかってから、
と思ってたんだけど、
「参加してみたら、すぐにお友達ができるさ」
と考えてみることにしたのですが、
こうたん自身も、
「○○くんも、一緒にいけるかな~?」
「△△くんは?」
など、お友達が一緒でなかったら行きたくない的発言を
しているし。
ま、小学校にあがったばかりでは、いろいろと
ばたばたして大変だから、落ち着いてから、
とりあえず、見学だけでも行ってみようかな、
というのを、落とし所にしてみました。
「自分の望む方法でなくても、
子供が、そのままですばらしいところに気づいて
それを伸ばすべく応援してあげるようにしよう」
忘れっぽいしょこらですが、
できれば、この気持ちは忘れずに、
こうたんを「応援」していきたいな~と
思います。
今日もありがとう。
今日一日、素敵なことがたくさん訪れますように♪
あなたにも、わたしにも。
それでは、また。
Have a nice day!