しょこら の ぷち自然派生活

外食多し 甘いもの大好き! だけど ちょっと健康のことも気になる。そんなしょこらの ぷち自然派生活 を紹介します。

14冊目「親と教師がなおす 登校拒否」

2009-07-01 06:52:42 | なんちゃって!ワーキングマザー。
フォトリ14冊目。「母親と教師がなおす 登校拒否」―母親ノート法のすすめ

☆5つ
子どもさんが、登校しぶり、登校拒否で子供への接し方に悩んでいる
保護者の方、その援助者にオススメ。
周囲の方に、「子供が満足しきるまで甘やかせなさい」など言われて、
いろいろ、やってみるも上手くいかなかった方にもオススメ。
子どもから、自分の気持ちや希望を引き出す会話の技術、コツが
紹介されています。

母親と教師がなおす 登校拒否―母親ノート法のすすめ
東山 紘久
創元社

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先日、「登校しぶり?」という記事を書きましたが、
今週の月曜日、あらびっくり。


近所のお兄ちゃん達と出発したのを見送った後、
家の前を片づけたり、鉢に水をあげたりしていたら、
なんと、こうたんが帰ってきて、しゃがみこみ、
「お腹が痛い・・・」
と、しくしく訴えます。


しょこら、大慌てで、とにかく家の中に入るよう促し、
もしかして、待ってくれているかもしれない、
お兄ちゃん達やボランティアさん達に、先に行ってもらうよう
伝えに出ようとしたら、何事かと心配してくださってた
お兄ちゃん達のお母さんの一人が、
「私が行ったげるから!」
と走ってくださりました。
うう。
人の優しさが身にしみます。


うちに戻り、こうたんのことをヨシヨシしていたら、
ぽつり、ぽつりと、心配ごとを話しはじめ、
ああ、この人は、やはり、心配ごとがあると、お腹が痛くなる
タイプなのだなぁと。


それで、
「今日はお腹が痛いから送ってったげるし、
 先生にも、ママからそのことについて聞いたげるからな。」
と約束して、大急ぎでゴミ出しや出勤準備をして
家を出ました。


学校について、上靴に履き替えるのに、時間がかかってり、
なおも、涙しくしく、ぐずぐずモードなので、
「先に先生に聞いてこようか?」
と言うと、
「うん。ママ聞いてきて。」
というので、先に教室に行くと担任の先生が出てきてくれました。


「今日は、どうしはったんですか?」
「お友達が、こうたんくんお腹痛いって帰ったって言うてはったから、
 心配してたんです」
とおっしゃるので、実はかくかくしかじかで・・・とお話すると、
「学校では元気ですよ!」
「月曜日はそういう感じになりやすいですね」
ということで、次にこうたんの心配していた件をおうかがいすると、
「連絡帳に書いてあったんですけどね!」
と言われ、がび~ん。


なんども読んでるのに、ぜんぜん目に入ってませんでした。
「トラブルの根源はワタシか!!」
と、おろおろしつつ、
「すみません~。何度も読んだんですけど、
 ちゃんと読めてませんでした~。」
と謝ると、そこにこうたん登場。
先生一括。



「連絡帳は自分で見なさい!」





がび~ん。
先生、凹んでる子供にあんまりです。(T_T)


涙目で、ぐぅ~といろんなものを飲みこみつつ、
教室に入っていくこうたんを残して、
「お願します!!」
と、勤務先にダッシュした しょこらでしたが、
「やっぱり、保育園と学校は違うのだ」
と、あらためて実感した一幕でございました。



しかし、これがきっかけで、「登校しぶり」が「登校拒否」に
発展してらどうしましょう、と泣けてきます。


迷惑なことに、勤務時間中にも涙の波がきて、
席にもどったら、目と鼻を赤くしたしょこらに、
「何!?どないしたん?」
と心配される始末。


「何も言わないでください(+_+)」
とお願いしつつ、午前中の勤務を終え、
昼休みに図書館に走りました。


しょこらにとって、
どうしてよいか、わからない時の解決法を教えてくれる存在の一つが
図書館です。


図書館の該当コーナーに行きましたが、
残念ながら、一角をしめるほどの分量がなく、
(もしかしたら、違うコーナーで探してた可能性もあるけど)
かろうじて一冊だけ書棚にあるのを発見して、
車に戻ってから、すがる思いで本を開きました。


「母親と教師がなおす 登校拒否」―母親ノート法のすすめ
予習は本を選ぶときに、おおむねできているので、
狭義の意味でのフォトリ(パラパラめくる)をしたのちに、
時間がないので、とにかく、具体的技術の部分を目指します。


ありがたいことに、最初の方に、
一章が何故この方法が有効であるかを説明する理論で、
とにかく技術をという人は2章から読むのでもよい、
と書いてあり(急いでいるときに、こういう章だては有難い)、
2章から読み始めます。


どおやら、「母親ノート法」というものをするらしいのですが、
会話の例ばかりでてきて、母親ノート法自体がなんであるかが
さっぱりわからないまま読み進めていきましたが、とにかく、
「会話の仕方に、Sタイプ、Tタイプあり、
 Sタイプではなく、Sタイプで話をすること」
「Sタイプは、親が話の主導件をもち、それに子どもが反応する形で
 会話が進むこと」
「Tタイプは、子供が発した言葉に親が反応する」
「コツは、間を恐れない。待つこと。」
「子供は無理を言って、親が自分のために一生懸命になってくれる
 姿を見て納得する」
「無理は無理とはっきり言う」
「自分のことで、できることは、できるだけ本人の望むようにしてやる」
という内容を読み取り、学童にお迎えにいってから、
できるだけ、今日一日は、こうたんの希望どおりにしてあげようと決める。


実行してみて思ったことは、
先日来、保健師さんや主治医に、
「暴れるのは甘えてるんだから、家で甘えられないと、
 どこでも気が抜けなくて、子供が大変だから、
 甘えされてあげなさい」
と言われたり、
あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛
本吉 圓子
カンゼン

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を読んで、
「子供を甘えせる(甘やかすのではない)」
ということについて、逡巡してきた(つまり納得してない)ことについて、
皮膚感覚として、
「あ、こういうことだったんかな~」
と理解できた気がしました。


まだまだ、実践はこれから。
身につくのは、更に先ですが、解決の糸口がつかめて、
少しほっとしました。


さてさて、今日も一日がんばろう。
みなさまには、今日が素敵な一日になりますように。
読んでくださって、ありがとう。
それでは、また。
Have a nice day!


追記:母親ノート法は、母親が、子供との会話を、逐一記録(つまりnote)し、
   それを援助者が客観的な視点で点検し、
   本文中に紹介した「Tタイプ」の会話になっているかどうか、
   改善点があるとすれば、どういう点かを指摘するというものです。

   Tタイプで会話することは、母親にとって非常に負担が大きく、
   修行のようなものであり、ゴミ箱にもやもやを貯めこむようなものであるので、
   定期的に援助者にうまくいかない苦しい思いを聞いてもらうとよい、
   というような事がかいてあり、なんだか微妙です。

   今朝は、朝からピザを要求され、なんとか間に合わせることができて、
   ほっとしました。
   仕事してて、こういう生活が続くかどうかも疑問ですが、
   愛息子こうたんのため!!
   とにかく行けるところまで!
   がんばります♪

書籍の中で使われている用語・表現を確認しないまま文章を書きました。
間違っているところ、ニュアンスが異なっているところなどが
ありましたら、お詫びさせていただきます。
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