今日は秋分の日です。夕方6時を過ぎると空も暗くなり、夏のような明るさもいつの間にかなくなっています。
理科の問題にもよく登場しますが、秋分の日は、太陽は天の赤道上にあり、真東から出て真西に沈みます。春分の日と同様、昼と夜の時間がほぼ同じになる日ですね。
カレンダーでは、春分の日・秋分の日は固定しておらず、それぞれ3月21日頃、9月23日頃となっており、年によって1日ずれるときがありますよね。素朴に「何でやろ?」と思ったことありますか。
太陽の公転周期が、約365.2422日と半端な日数になるので、その端数の分が影響して日付がずれることがあるのです。ただ、4年に1度の閏年は元々この半端な日数を整数で近似するために設けたものなので、4年ごとにはほぼ同じパターンが繰り返されます。
真東から太陽が昇り、真西に太陽が沈む、春分・秋分の日の日の太陽の南中高度は、「90°-観測地点の緯度」となります。
今後、日の出はだんだんと真東より南から昇るようになり、日が短くなっていきます。
ところで、全く逆に、北極・南極付近で夏至、冬至の前後に起こるの白夜(日が沈まない)や極夜(日が昇らない)って、どういう気分なのか、一度経験してみたいなあと思いますね。ずっと住むのは嫌ですけど(^~^;)ゞポリポリ
その他、過去の今日の出来事
海王星の日
1846年の今日、ベルリン天文台のJ・G・ガレが海王星を発見しました。
1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていました。
そのためいろいろな科学者が天王星の軌道の乱れ等を元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算しました。
そして、パリ天文台のル・ベリエが計算で予言した場所に新しい惑星が発見されました。
イギリスのアダムスもその場所を突き止めていたため、ル・ベリエとアダムスが共同発見者とされています。
なおルベリエは,天気予報の基礎を築いた人としても知られています。
万年筆の日
1809年の今日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとりました。