「元フランス代表のジネディーヌ・ジダンが、バングラデシュにいた。」
なんか、どっかで聞いたことのあるような…
一瞬、「ナカタといっしょやん」と思った。
バングラデシュの衣料品メーカーからモデル契約のオファーを受けたためという。
同国サッカー協会ハケ会長(何かの因縁?)は、
「ジダンをモデルにしたいという申し出がたくさんあった。それで今回の招待が実現した」
と言う。
また、ジダンは、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏の招待も受け、
貧困層救済事業を視察、子どもたちとサッカーを楽しんだとのこと。
ワールドカップ(W杯)決勝戦で不名誉な退場を喫したジダン氏にとって、久々の晴れ舞台だ。
ナカタにしても、ジダンにしても、年齢はまだまだ若い。
年齢的にはまだまだ現役を退く必要ないじゃないかとも思うが、
誇り高き勇者であるからこそ、ファンに枯れていく姿を見せて引退じゃなく、
最盛期を記憶にとどめておくことを望んだのだろう。
子供たちとのストリートサッカーや、エキシビションの試合などを通じて
世界各地で“夢を売る”ようなことを今後も精力的にやって欲しい。
「画面の奥でだけ存在していたスーパースターが僕にパスをくれたんだ…」
そんな経験をした子供は、
サインや握手なんかとは比べ物にならない
大切な一生の財産を得ることになるだろう。
そして、身近に肌で感じることのできた憧れが次の世代のスーパースターを生む、
新たな“夢”を育むことにつながるかも知れない。
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