中学校の期末テストが終わった。
昨日、中3Sクラスの授業があった。
クラスのほとんどの生徒が期末テストの最終日を終えての塾だった。
戦を終えての疲れた表情だったが、一人も欠席者はなく、全員そろっていた。
教室に入っていくと、ある男の子が前の席の子に借りたらしいのだが、
「メンターム」を目の近くに塗っていた。
“睡眠不足で疲れていても、しっかり授業を受けよう”という姿勢のようだ。
ところで…、
丹田呼吸法というのを知っていますか?
タンダという名前のオッチャンが開発したというわけではありません。
「おへそ」のすぐ下の丹田(たんでん)というツボを意識しながら行なう呼吸法です。
丹田とは体の中で、エネルギーの中心となる場所、生命エネルギーをつかさどる
場所だといわれています。
「鼻から吸って、鼻から吐く」という呼吸を深~くするという呼吸法です。
ゆっくりと6秒間息を吸い、倍の12秒間かけてゆっくりと吐きます。
これは眠気覚ましというよりは、集中力を高めるのに効果があるようです。
ゆっくりと吸って吐くというこの呼吸法は、「横隔膜」を大きく上下させる。
横隔膜とは胸とおなかを隔てる筋肉のことです。
この横隔膜がポンプの役割をして、お腹の臓器を活発に動かし、血液を心臓に循環させる。
そうして脳に新鮮な血液がいくようになり、脳のはたらきが良くなるというわけです。
ちなみに、この「横隔膜」は“しゃっくり”に関連する。 (゜□゜;)ヒック…
しゃっくりとは、別名「横隔膜けいれん」と呼び、その名前のとおり横隔膜がけいれんするによって起こる症状です。
ということは、もうおわかりでしょう。
しゃっくりが出たときも、この『丹田呼吸法』、やってみて下さい。
びっくりさせるなんていう原始的なことより、よっぽど効果があるはず…。
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