gooブログに移って来て、驚いたのは、皆様、花や風景の写真撮影が上手でいらっしゃることです。
春宮は、花のことは、さっぱりわかりません。人様の華展に伺っても、花の名前はわからないし、生け花が理解出来ないのです。里の庭には、花も木も沢山ありました。亡母は、それらを大切にしており、春宮に、一つ一つ名前を教えてくれましたが、覚えられません。桜と梅くらいは、わかりますが、虫がいるので、嫌いでした。
外出するより、家の中で本を読んでいるのが好きでしたので、景色がいいから散歩がてら裏の山に行こう…などと言われると、むくれていました。本の中の空間の方が好きでした。
TVを見るのを許してもらえたのは、大河ドラマと新日本紀行くらいでした。新日本紀行は、地理の勉強になるから…という理由でした。今でも、新日本紀行のようなテーマ曲のようなものが、聞こえると脱走したくなります。花の名前も、新日本紀行も全て、勉強につながっていました。今時の『お受験』の為でしたが、お陰で、花も景色も苦手?になりました。
今の家も、義父が亡くなってから、木は全て切って貰いましたので、落ち葉も茶毒蛾の心配もなくなって、清々しています。
『花束』も嫌いです。後で、花瓶に生けたり、水を変えたり…というのが嫌いなのです。要するに、無精者なのでしょう。
花束嫌いを知っている方が、銀座の松屋さんの裏手に、野の花を扱っている『司』さんの、真っ赤な唐辛子の花束を下さいました。これなら、そのまま置いておけるし、ドライフラワーのように吊しておいて、唐辛子として使えるから…と言って下さいました。この花束だけは、嬉しかったし、有難かったです。現実的で、夢がみれない質なのかもしれません。『女』では、ないのかもしれませんね。思考回路が完全に理系なのでしょうか…。
美しい着物や、綺麗な装飾品は好きなのですが…自分で自分が、いくつになっても、さっぱりわかりません。食事やお茶の時にお菓子を写真に撮るのも、わかりません。その場で、まわりの雰囲気など全てが良くて、素敵な食事・お菓子…と考えているせいか、写真を撮る気がしないのです。撮りたい方は、雰囲気を壊さないように撮って下さい…と思っています。
写真の整理も苦手なので、CDでいただくと有難い方です。やはり、トド以上に無精者なのでしょう😖まわりの方々には、もう一生なおらない…と諦めていただくしかないようです🙇