なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

お客様は神様?!

2011-01-13 | なにげな言葉
私は、売り手になることもあれば、買い手になることもあります。
当然誰だって、そうなる可能性があるわけですが、
失礼な対応には、腹が立つので、注意をすれば、きっとその売り手に対しては、感じの悪い客になる。
だから、出来るだけ言葉を選び話すようにしているけどね。

≪お客様は神様です!≫
と言った人がいたよね
本当です。
お客さまあっての商売。

≪良い物だよ!≫
と薦めても、結局は、お客さんの財布の紐をゆるくする言葉にしかすぎない訳で
この時代、安さで勝負みたいな面があることが、つらい。

先日、オークションでの話し。
オークションと言えば、私は不用品や友人知人からの依頼でオークションに出品する
決算したら、年間40~50万近くは、オークションで売っている。
それだけ売っていれば、色々なお客様に出会う。

2重価格商品って知ってる?
ビール券がそう。
ビール券を購入して、贈答等に使いたい人は知っていると思うけれど
ビール券には、ビール代金プラス諸経費がプラスされている。
その諸経費は、ビール券購入者は了承して買っている。
貰えば、嬉しい商品券

でね
お中元、お歳暮の時期を過ぎると、ビール券や商品券が大量に出てくる。
それをオークションで出品し販売する
これは、別に問題が無い。
購入者は、格安で買いたい。
これは、オークションの本質だから問題ない

ここで、2重価格が見えてくる
大ビン2本のビール券で説明すると

ビール券を購入する人は、766円で購入します(希望価格だから、安い事もある)
では、そのビール券で、幾らのビールが買えるか?
店頭では、706円分しか買えない

さて、この場合
オークション設定金額を700円とした場合
706円のビールを購入する為にビール券を購入と、6円分だけ、得をする。
766円分のビール券を購入する場合は、66円の特になる。

【766円相当分のビール券】と表示

お酒を買いたかった入札者は、766円分のビールが買えないので嘘の表示だと言う
766円分のビールが買えるとは書いていない。
ビール券を売っている訳で・・・。
766円が1割引ぐらいで買えるという出品。


嘘があるので取り消せと言う
でも入札されていれば、購入意思は、はっきりしている。
購入意思があるのかと、問いただすと
購入意思は無いらしい。

ちゃんと見て、入札しろよ!
手数料かかっているんだぞ、請求していいのか?
と言いたくなる。

酒を買いたい人がビール券を貰ったら、そりゃ嬉しいだろう
ビール券を購入してニールを少しでも安く買いたいと思うなら、設定金額がかなり安いものを探すしかない。
ビール券を贈る人は、少しでも安く手に入るなら購入して使いたい。
ここで、価格に2重構造がある。

商品券などには、このような2重構造がかなりあるよね。

お客様は、確かに大切
しかし、お客様の意思は一方通行
購入目的は人それぞれだけれど、買うときの意思は自分だけしか分からない
それを、探り出し、対応しなきゃいけない
腑に落ちない
納得できない
自分勝手
色々あるけどね

お客様に言ってはいけない言葉はある。
でも、客は言ってくる・・・(┬┬_┬┬)

接客って難しいねぇ

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