なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

逃げてみろよ!楽しんでる?

2009-08-19 | なにげな言葉
逃げたの!
一瞬の隙を突いて、私は、逃げました。
体をずらし、腕の中から抜け出しました。
逃げ出せたって、私の勝利に似た感情が、一瞬沸きました。
でもその勝利の瞬間は、ほんの数秒。
そこからの私は、逃亡者。

逃げようって言ったって、狭い部屋の中
逃げ場は無い事分かってます。
追い詰められるのだって、時間の問題
逃げ出したことを後悔したかって?
後悔はしていない。
だって・・・
辛いんだもん。

いつも言うでしょ
感じすぎるエッチは、苦痛
体と心が、ばらばらになってしまいます。
苦しいから嫌と思う心
でももっと感じたいと言う肉体
そこに破滅的な壊れてもいい・・・
私の中で、複数の私が、一気に暴れだすのです。

その時、部屋の電気が消えた。
嫌だ・・怖い・・と思った
でも、声に出せなかった。
暗いの怖い・・知ってるくせに・・・

知っているくせに意地悪!
そう思った瞬間、怖くなった。
この時、貴方を怒らせたんだって、気づいた。

ここで、後悔

でも気持ちの中では、半々
逃げたい私と後悔する私

その時、足音がした。
とっさに逃げようと振り向いた時、足を打った。
「うっ」
と言う声が出た次の瞬間、腕をつかまれた。
「なぜ逃げる!」
答えられない私
長く感じる無言の時間。
顔が見えない分、怖さは半減していたけどね
でも、再び、
「なぜ、逃げる?」
と聞かれ、腕をつかむ手に力が入ったのが分かった。

「嫌なんだもん!」
「何が嫌だ!」
「辛い・・」
それ以上言えない。

「ふふふっ」
嫌な笑い声
その時、腕をつまんでいた手が外れた。
逃げた。

「もっと逃げろよ!」

そこから、逃げたこと、後悔。
どう謝ろうか、考える。
でも捕まったら、絶対に怖い。
だから逃げちゃう・・

「逃げろよ!」
と叫ぶ声

「もう追いかけないで、心も体も壊れちゃう・・」

そう叫んで、逃げた先で、座り込んでしまった。
もう逃げるの止めた。

「逃げたの、ごめんなさい。
 怒らないで、怖いのも痛いのもいやだぁ」
「我侭言うな!欲しいと言うから感じさせたのに、もう嫌だと逃げる?
 ふざけるな!終わりを決めるのは僕だよ。」
と、冷静な声

その時、凄く嬉しくなった。
怒られているのに、嬉しいって感情
不思議だけど、はっきり覚えてる

だから、伝えたかった
泣いて目覚めこの気持ちを伝えなきゃ・・
と思って携帯を手にしたのは、本当に深夜でした。

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