なにげな言葉

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迷宮・緑柱玉の世界の独り言

メルマガ・『緑柱玉の世界:舞舞螺が語る運命?』2002.08.25発行

2002-08-25 | メルマガ
****** 舞舞螺 Mail ******


今回は、舞舞螺が書いてくれるそうです。(^^ゞ えへへ

ちょっと、楽チン気分ね。 何書いてくれるのかな…わくわく

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昨夜は、白狐がいてくれたので、久しぶりに遅くまで、飲んでしまった。

緑柱玉には申し訳ないな。

今日は、朝から元気だったので、一安心した。

白狐といろいろ話した中に、運命を信じるかと言う話になった。

以前の編集長が、緑柱玉と先生は、運命的な出会いと言った。

そのことで、緑柱玉は物凄い不快感を覚えたことがあった。

なぜそこまで不愉快に思ったのかも聞いた話になった。

緑柱玉に言わせれば、運命など信じないそうだから、1も2も無く拒否なのかもしれない。

そのの細かいところを白狐が聞き出した。

運命でめぐり会ったのなら、なぜ、苦しんだり悲しんだりしてしまったのか。

終わりが早く来すぎてしまう。先生の運命は、苦しんで死ぬことが決まっていたの?

出会いが運命なら、死も運命。そんな言葉で片付けないで・・・

先生との出会いが運命なら、舞舞螺との出会いは、運命ではないのか・・・

何度でも運命の出会いがあっていいのだろうか・・・

そんなことを緑柱玉の口から聞いて、思い出した。

ギリシャ神話の、3人の老婆だったかな。

その人の運命をつかさどる、3人の老婆の冒頭に、

「若い者ほど運命を信じない。それはなぜか? 経験が少ないからだ。

 様々な経験してをして、自分の人生を振り返った時、偶然が偶然ではなく必然だと分かる。

 そして、運命とか運命的な出会いだと感じるのだ。」


その言葉を思い出し、緑柱玉が若い。

運命に気づいていないと思うかもしれない。

しかし、この話、老婆と言うことに注目していただきたい。

そして、これを語る人も老人だと言うこと。

運命の神とは、死のことを意味し、夜や闇のことを言う。

死を意識した時点で運命の神が現れる。

3人の老婆とは、生命の糸を紡いでいく役目の老婆。

その生命の糸の長さを決める老婆。

もう一人は片手に持ったはさみで、その糸を切る。

超自然的な力に支配されて、人の上に訪れるめぐりあわせを運命と言う

天命によって定められた人の運。

それは時として突然訪れることもある。

それを運命の神や、運命と言う言葉に置き換え納得させる事で、視覚的、知識的に納得しようとする。

古代ギリシャ時代から変わっていない。

死や闇と関連しているから、余計そう思うのだろう。

死後の世界を説く説法にも、運命と同じような意味が言葉を変え現れる。

神や仏、目に見えない力を信じないものでさえ、運命と言う言葉は信じるものが多い。

運命を語る人の中に、先を見るより振り返る意識が生まれ、今までの経過を見るようになる。

そしてそれが自分の人生だと納得するするのではないだろうか。

自分で納得のいった出会いを、運命の出会いと言うのだろうか?

緑柱玉にとって、受け入れれないのは、過ぎたことよりも、先が重要で

運命が決まっているのなら、頑張らなくてもそうなるの?という言葉が、理解できる

決まった運命でも、頑張ったら変わる運命になるかもしれない・・・


みんなは運命をどうとらえているだろう?

      「運命」

難しい言葉ではなく、日常的に出るかもしれない。

しかし、真に考えて見る価値のある言葉かもしれないよ。


僕等も長く話したが、まとまった話にはならなかった。

僕も、運命などと言う言葉は気にしないほうだ。

決まった命の時間があるのなら、目いっぱい頑張って、「疲れたから休むよ。」

そういいながら、人生を終ることが出来れば本望だ。


僕等は時として、こんな一語に付いて話し合うことがある。

それは、お互いの考えを変えるためではない。

一つの言葉にも、千差万別という事を話し合うことも楽しい一時だよ。

くれぐれも、自分の考えを押し付けるような考えを起こさないように。

喧嘩になっては困る。

くれぐれも、『僕はこう思うが、君はどうだい?』などと聞かないこと。

話した本人は、聞く時点で答えを用意している。

それにそぐわない答えには攻撃したり、威嚇したりするようになる。

あくまでも個人の主張は、個人個人でし、人の考えは知識として取り入れる方が、受ける心が広くなる。

聞くものが、どう受け取るかはその人、個人で受け入れたらいい。

興味のある人は、いつか僕等の会話に参加してくれたまえ。


今日の担当は、舞舞螺でした。


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