なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

リアルな世界は、「小説よりも奇なり・・」なんだよね

2009-12-14 | なにげな言葉
良行さんがどれだけ、SMを綺麗に説明しようと思っても、
伝わらない人には、伝わらないんだよ。

私が、どれだけ、良行さんを愛しているかを、人に説明したって
「お惚気だねぇ・・」
で、終わってしまう。

小説だってそうよ
他人のエッチを覗き見たいという好奇心で、読まれてる。
どんな綺麗な感想を書いても、どんな投げ捨ての言葉で批評しても
最初は、他人のsexを見たい、知りたいだけだよ。
その世界に入り込んで、嫌悪感を抱いたとか、共感したって時、
読み手の立場次第だと思うんだよ。

だって書くときにね
どちらの立場で書いたほうがより、残酷に見えるだろうかとか、
より嬉しさが伝わるだろうって、両方を書いてみる
そしてより、感情がむき出しになるほうを選んでいる

男(先生)の立場で書いているとき、女(雛美礼)の心は関係ないんだもん
欲望剥き出しの男でいいじゃない。
後悔して、どうしようと悩む時に、初めて相手の気持ちを探る
そこから新しいものが見える
私はそういう書き方をしている。
表面だけでの、強姦、強要、強制は、そういうジャンルが得意な人が書けばいいんです。


嫌悪感!
嬉しいじゃないですか?
嫌悪感をもたれるぐらい独特の世界が、伝わったんだと思えばね。
意味不明という感想をいただいたとき、私は真面目に凹んで、真面目に考えた。
分からない?どう書けば良いのだろうってね。
でも、分かる人だけで良いという結論に、到達しました。


蘭姉ちゃんが、
「そんな男止めなさい!雛美礼ちゃんには、もっといい男が居るんだから!」

そう言った。
蘭姉ちゃんにとって、先生は、敵
嫌悪しているでしょうね
でも、蘭姉ちゃんは、雛美礼を抱いている。
人はそれをレズビアンと言う。
レズを美しいと見るか、嫌悪するか
人それぞれだよね
自分がしている事は良くて、自分に合わないものは良くない
この考えは、自分だけの考え
時に、そういう考えが、偏見差別になる。


話の中の蘭姉ちゃんでさえそういった
それを読者が同じように言った
先生は、女を傷つけ、足で踏みつけるような、ろくでなし!
私はろくでなしの先生を書きました。
男のエゴ、女の愚かさをね

でも、そんな先生を大好きな雛美礼の心は、蘭姉ちゃんにも、
嫌悪しますといった人にも分からないのかもしれない
分かれというほうが無理よ
人が、理不尽でも、愚かだといわれても、好きだからと言うだけで、
別れない、繋がりが書ければ、嬉しいのです。

大恋愛してない人に、恋愛を熱く語っても、
通じない
切ない心を経験してない人は、切なさが理解できない。

で、今度書いたお話は、もう一歩進んで
愛しているのに、愛し合えない二人。
繋がれない体でするsexは、sexじゃないのか?
それは嫌悪されるsexなのか、それとも、そういう人は、慢すべきなのか?

例えば、老人のsexはタブーのように言われるけれど
現実は、よりリアル。
若い人よりも深く求めているsex
これは、嫌悪されるsexか?
そんな事ないよね。

求める形の違いを、表現できたら良いなぁって
今後のテーマにもなる共同執筆の最初の作品


話は戻るね

私は、2人の主人を愛している
同時に好きだった、と言うと、嘘だといわれるよ。
本当は、どっちが良いの?
と聞かれたら、両方と言う
それって嘘!って言われる

何時も3人で居る関係って、素敵なんだよ
その世界を、2幕で書くんだけど
想像力が無い人には、そこに居ない人を同時に愛して愛されるという感覚を
伝えるのは無理だよ

「お前の好きな正隆に、今の姿を見せたら、どう思うだろう?」

それが、良行さんの口癖
彼にとっては、そこに居ない先生の目が、雛美礼にとって一番の視線だって事を、
知っているから、一秒たりとも忘れるなと、言い続ける。

「他人の視線で感じるな、愛する人も視線で感じろ!」

それはいつでも神は見ている
神は、貴女を愛し見守っています。というのと同じように。
精神世界でも、愛されている事を実感する関係。
見られていない視線に見つめられ、幸福になれる。
究極の世界だと思うけどねぇ


だからね。
愛って、知らない人には、分からない世界
SMが狂った世界と捉える人には、真剣に相手を思うとそうなってしまうという理屈も、理論もわかんないんだよ。
見えるもの、触れるものしか信じない人とかね

でも、私は、好きだから、出来るんだって世界を信じたい。
貴方の為に生きたい。
そんな生き方を選ぶのだって、自由
雛美礼の自由だよ。

今は、やっぱり、2人の男性に愛される事に
至福の時を感じます。
どちらの愛も、私を幸せにしてくれる
何時までも、恋愛できるしね


でも雛美礼と私は同一ではないよ。
フィクションです
私の人生は、ノンフィクション。
言葉には出来ないものもある
だからやっぱり

リアルな世界は、「小説よりも奇なり・・」なんだよね


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