彼と私と主人に鍵！？

主人が、急に帰国しました。
私に内緒だったようで、秘書は、知っていた。
突然の帰国は、あくまで私用

その私用と言うのが、驚きの私用でした。

「彼との印に鍵をつけよう！」

私は、何が何だか理解が出来ないのです。
それでも、主人にとっては、とても嬉しいことだったようで、
私の手を引いて・・・・

私はリングを付けたんですが、根性無しですから、主人の言うように一回で全て付ける事が出来無かったのです
で、最初の一個は、すんなり
傷も言えた頃、2つ目付けたんですが、私のミスで、取れてしまったんです。
それも肉が裂けたって状況で・・・・
悲しくてねぇ
印が消えちゃったぁって・・凹んで泣いていたら、連休に帰国してくれて
なくなった一個、付けてくれたんです。
で喜んでいたら、今回の帰国

「以前渡した、鈴付アクセサリー3つを出しなさい。」
？？？？
「3つの鍵と3つのアクセサリー」が結びついた。
そのアクセサリーは、鍵のキーホルダーになりました。

その一つは、しっかりした箱にしまわれ、
一つは私のキーケースに
もう一つは、主人のこうケースに・・・

アンティークな差し込むが丸い鍵
アクセサリーにしても可愛い
・・・・・しかし・・・アクセサリーにするためにくれたとは思えないと思ったら
案の定・・・・


彼へのプレゼントの印は、「3つ」
「三つ」が、キーワード

もう一つのリングを付けると・・・・
急に言われて、どぎまぎ・・・
嬉しいけれど、痛いんだもん。


まぁ。泣いても逃げても、すると言ったら、決定ですから
しぶしぶ・・・



「彼に鍵を渡しなさい。」
「鍵なんかもらっても、分からないよ。」
「分かるはずだ、彼も、男だからね。」
「分からなかったらどうするの？」
「彼がその鍵の意味を理解できたら、デートして良い。
　理解できなかったら、帰りなさい。」

でも、その日私は、鍵だけではなく、錠の方も渡した。
本当は、鍵だけを渡す予定が、恐くなって、出来なかった。
だって、この3日間、胃痛で、食事が出来ないのです
原因は、「鍵と錠」



でも不思議
男同士の楽しみの道具になっているような気がするけれど
少しも腹立たしくない。
好きって魔法は凄いねぇ
何でも許せちゃう





でも、主人は、
「彼との関係が終わるとき、その印を彼に外してもらいなさい。
　彼にそう伝えてなさい。」
といってまた旅立ったのですが、彼とのデートでは、言えなかった。
別れを想定しての話なんかしたく無いもん
でも、伝言は伝えなきゃいけない・・・・
私は卑怯者。
メールで伝えました。
でもそれは、いけないって分かってます
ちゃんと言わなきゃいけない事だから、今度彼の前で言います。
でも、今は、言えない・・言いたく無い。