四苦八苦奮闘記

日常、アート、僕の奮闘劇、思うことなど。

クリスマスなのにまじめな話

2011年12月25日 09時24分46秒 | 学校な話
知人のブログで

なぜ、高校生はゆとりだから仕方ないというのか」

という疑問が書かれており、もともとそういうことに不安を感じているちゃもとしてはヒートアップしてしまった次第です。


そもそもゆとり世代とは

戦後に起こったスプートニックショックで理系教育への熱が高まり、国も教育に多額の助成金を使っていたところに話を遡らなくてはならない。

簡単に説明すると、戦後興った現在にも至るテクノロジー戦争は凄まじく、敗戦もあってもともと「人材こそが資源である」とかいう日本の教育への需要が高まった昭和30年代、まさに「詰め込み教育」と言われた時代で、昭和40年前後に行われた理系の学力調査ではトップクラスの実力を示していたころ、日本の教育は日本の社会が求める資質を備えた人材、技能の変化に対応しうる基礎的な知識と技能、規律、勤勉さ、忍耐力、集団の中での協働作業能力を身につけた人材を提供できていた。


しかし、

それと同時に問題視されたのは「児童の探究心や創造力の欠如」学校の授業についてゆけない「落ちこぼれ」の増加。

「詰め込み」による学校での勉強を補完するために、多くの子どもが「塾」に通ったまさに受験戦争。

また、一方で校内暴力、青少年非行、青少年の自殺、シンナーなど薬物依存などの問題の深刻化し、教育方針によって「国の宝」のはずの子どもの命を圧迫する時代となっていった。

さらに問題となったのは、ひとたび厳しい入学試験をクリアすると、学生に厳しい勉学はなく、学生は生涯の中で最も気の抜けた時間を過ごし、中途退学をポイポイだす大学の「レジャーランド化」進行。

それにより、日本の教育は進路変更を余儀なくされたわけで。

簡単にいうとその進路変更が行われ始めた昭和40年代後半からいわゆる「ゆとり世代」はスタートしています。


とどのつまり、1970年、昭和40代後半に小学生はすでにゆとり世代の仲間入りを果たしているわけです。


まずここで、「ゆとりだから仕方がない」という言い訳が世間一般には通用しないということを把握していただきたい。

現在2011年-1970年(仮にゆとりスタート時)+7歳(小学一年生の年齢)=48、ということは現在一生懸命立派に働いている人も多くいる48歳から現在の子どもまですべてがゆとり世代だってことになります


そう、これを書いている僕自身も立派なゆとり世代。


だからこそ言う、「ゆとり世代」という言葉を逃げに使うなと


ゆとり世代でも、成功している人は多くいるし、立派な人もたくさんいる。

同じ人間なのに「どうせ無理」と言い訳をして、はじめから努力をしないから何もできるようにならない。

自分から努力をしてないくせに大人につけられたレッテルを堂々と被って、自分たちのための努力を果たさない子たちに憤りを通り超えて本気で心配する。


そのままだと日本という国がなくなるし、君たちは近い未来に人工知能に使われる時代が来るぞ





日本には残念なことに資源がないし、今までの日本を支えていたのは戦後のハングリー精神からの負けず嫌いの反骨精神だから、それがなくなった軍隊を持たない日本はいつ都合よく他国に乗っ取られてもおかしくない。

もともと人を疑いにくい国民性なだけに詐欺にも宗教にも染まりやすい。
そんな乗っ取りやすい金を持った発言力の弱い便利なこの国で、「仕方ない」「どうせ無理」を繰り返し、己の可能性すら自分で叩き潰し、大人のせいにして成長しない子どもを見ながら不安を感じるのは僕だけじゃない。

どうして無理なのか。
何か無理なのか。

なぜ、悔しくないのか。

毎日毎日悩むことはないけど、口に出さない程度にぜひ考えようよ。

このばかばかしくも美しいこの国の現状を変えられるのは誰かでも大人でもなくて僕らしかいないんだって、臭いと思っても、ダサいと思っても、青春してると思っても、本当にそれしかねぇんだよ。





このブログを書く際に年号等に自信がなかったのでhttp://www.jica.go.jp/jica-ri/publication/archives/jica/field/pdf/200311_01_02.pdfこちらの情報を使わせていただきました。

部活とゆーもの

2011年04月24日 22時37分58秒 | 学校な話
作品を作る気がない人間はうちの部活にはいりません。






とか言い切る顧問がいる部活でございます(爆)

コンクールに出そうが、出さまいが、皆揃って遊ぶだけ、荷物置くだけ、自分のやりたいことだけを優先する部活なんて部活じゃありません。


部活だけじゃないけど、今の子は先輩後輩の上下関係を面倒がって作りたがらないけど、そこから学べるものを持っていてほしいと思っている人間の割合ってそんなに変わらない。


誰かがやってくれるだろう。


という気持ちは自信のなさと比例して強く思ってしまうのかな?


熱血なんて、柄じゃないけど、正直、昔から怖い先輩をやってた僕からするとどうしてそんなに誰かの先輩になることや見本になることをそんなに嫌がるのかイマイチわからない。

大人のだらしなさやダメさを見ていて文句を言うくせに自分は行動しないなんて、文句を言われてる奴より下になるって思わないの?

自ら動かない人間に他人を責める資格はないと思う。


嫌だと思うなら、文句を言うくらいなら動けって。
変わりたいなら、動けって。
動かなきゃ、何も変わらないって。
動いてダメでも、何か掴めるって。


それを言い続けてるけど、それでも動き始められないのが歯痒い。
簡単に諦められるのが、辛い。

僕の言葉って影響力ねーんだなって思い知る。


生意気な生徒に「先生、向いてないんじゃない?」と言われるより
「ムカつく、ウザイ」と言われるより


「僕の言葉って伝わらねーんだ」って思うのが一番辛い。


悪口も嫌われるのもどうでも良い。
どーにかならんもんかなぁ。

ま、教師3年目のぺーぺーが悩むことじゃないか(笑)


さぁて、明日も生徒を騙くらかしますかね!!!

光が指した

2011年04月05日 21時13分47秒 | 学校な話
美術室が相当キレイになりました!


あまりのスッキリ具合に嬉しくなって、音楽の先生に自慢しました(笑)


ベニヤ板で滑りまくった廊下も、暗かった準備室も一新(☆∀☆)

溜まりまくったゴミは明日掃除してもらいます(爆)




明日はいよいよ始業式です。


待って~。
まだ、まだ、まだ、やることが残っているのだよぉーΣ(ノд<)

終わってないのーっ



なんちゅーか。
やること一杯すぎて頭回らん~

忙しい宣言

2011年03月24日 21時20分55秒 | 学校な話
来年度の担任の先生に

「今年度はすごく忙しかったでしょ。それを見ていて申し訳ないけど、来年度はいっぱい仕事回すから」


とか言われましたOTL





まぁーじぃーなぁーのぉーかぁーっ( ̄▽ ̄;)


早くも登校拒否になりそう(爆)


そんな嬉しくない宣言されても。。。( ノД`)…


つか、さ?

そんなに人材不足なの?

もっと仕事できる人は世の中いっぱいいるはずなのに…(-_-;)





なんか変なの。
僕が普通に仕事をしようとすると、いつも「そんなに自分で仕事を増やさなくていいから、この仕事だけやってくれ」って言われる。


そう言われると瞬間的に「嫌!!」とか思ってしまう(爆)


だって、なんか勝手に組み込まれるとか押し付けられるとかすごい嫌なんだもん。

同じ仕事でも自分から進んでやるのと、そうなのと全然違うんだもん。


嫌いな人の仕事を引き継ぐことの苦痛さったらないわ。




ま、ここらへんが僕が集団全体を見ることを大事にするのが苦手な所以です。


とりあえず、30日の今年度の任期が終わるまでは個人的にはうじうじすることに決めました。

今年度の任期が終わったら仕方ないから覚悟を決めようと思います。

わかりません

2011年03月17日 18時46分58秒 | 学校な話
すみません。

一日休んだら考えのドツボにハマってしまいました。
気持ちが沈んでる方は読まない方が良いと思います。









昨日まではなんとか行きは電車で行けたものの、帰りは途中まで送っていただいてそれからは家まで歩いて帰ってくるのを続けていましたが、今日はとうとう到着が夕方頃になることを知り、休みを取って自宅待機しています。

今日から来られる生徒の通学が始まりました。

おそらく全体の半分近くの生徒が来ているはずなのに、教師がいないなんて情けなくて、歯痒くて、今頑張っている人たちに申し訳ない思いで一杯です。

車で学校に行っている方も「ガソリンがない」と言っています。

みんな、トラックやバスに燃料を供給しなくてはいけないことはわかっていても、来なければならず、帰らなくてはならない現状をどうにもできない。

学校に希望者は泊まらせるか、帰れる時間まで待たせてくれるならまだしも、電車が動いていない時間に早く帰ってくれと言われてしまう。

そうなると、なんとか行きは電車で行けたとしても帰りは誰かのお世話になり、車を使う。

悪循環な気がしてならない。

教師も生徒も今の状態では学校に来ない方が様々な面から考えれば、本当は良いのではないか。

被災地よりも少しの余裕があるからこそ、本当に必要なことが見過ごされているのではないか。

この状態、状況が本当に最善策なのか、僕にはわかりません。

確かに今、どこにいても安全で心配がないところなんてないかもしれない。

僕が考えている以上に生徒は学校に来たいのかもしれない。

でも、学校を開く意義が本当にあるのかわかりません。





僕だったら、友達にも会いたいし、学校にも行きたいけど、現状を考えたら、それ以上にじっとしていたい。

人が動けば、当たり前にエネルギーを消費する。

この現状の「非常レベル」はそれすらも「惜しい」と思っていてちょうど良いレベルなのではないのか。

今の状態で学校を開くことが今も必死に闘ってくれている方々のため、被災者のため、生徒たちのために、自分たちができる最善最良の策ではないのではないか。



そう思います。



子どもに学校に行くなと言っているわけではありません。

この非常時につまらない言い合いはしたくないので、非難的なコメントは削除させていただきます。
すみません。





気持ちの口直しに、画像は僕のポストカードのコレクションの中より
「みんなの願いが叶いますように」と言う思いを込めて

記録更新

2010年06月08日 21時45分01秒 | 学校な話
たった今、職場を出たんだぜ!(爆)
21時半、いえーヽ(´▽`)/




とりあえず、この職場に移ってからの記録は更新した。

去年の職場の退勤時間の記録にははるかに及ばないけど、、、っていうか及びたくないけど。


コンクールに出品さえしちゃえば、、、と希望を持ちつつ。


明日も企業訪問だなぁ。。。

きょーいくじっしゅーせー

2010年05月31日 07時47分12秒 | 学校な話
ちなみに僕のことではありません(爆)


今日から3週間、教育実習生がきます。

自分の実習のこととか去年来てた実習生を思い起こすと、大変だろうなぁとしか思わんのだけど、学校によっても違うし、大変だろうけど、楽しんで勉強してほしいなぁと思います。





つーか、僕が実習生並みなのに大丈夫なのか?

とか、

初日なのになぜ僕は余裕がない電車に乗ってしまったんだろーね?

とか、色々思うことはありつつも今週も頑張りたいと思います(笑)

これから大人の階段のぼる諸君は、僕を反面教師として頑張っていただきたい(マテ)

洗っても洗っても

2010年05月19日 20時11分11秒 | 学校な話
落ちてくれないんだぜ、このペインティングオイル!!!!





今日はボスの指示で何故か、ペインティングオイルクイックドライ(要するに一番渇きが早くベタベタする油絵の具用のオイル)を一斗缶から500㎜ビンに入れ替えをしました。





誰だ。
ペインティングオイルを一斗缶で買った奴は。。。



あぁーっっ( ̄□ ̄)!!
髪とか、腕とか、服とかについたオイルを見つけるたびに憎い!!!

憎すぎるぜ、コンチクショウ!!!



もう絶対、つーか僕は絶対に、一斗缶でオイルは買わん!!!!!