昨日は卒業した部活の子達のお別れ会でした。
珍しく緊張していたのは、この日に発表すると決めていた「重大発表」のせいか、この間のパワハラ事件を校長に言いに行こうと思っていたからか、パワハラ事件の余韻のせいかわかりません。
昨日は出勤してすぐに校長室に行き、評価基準の話は「そんなことは絶対にさせない」と約束してもらい、作品のコンクール出品については校長はその事で中学生を集めたりしないと約束してもらいました。
その2時間後に部活のさよならパーチーで、ようやくコンクールの結果にこだわらない授業ができるようになるから、授業内容が変わるよという話をしました。
部活の子達が喜んでくれなかったらどうしようと少し不安があったのだけど、そんな不安を消し去るくらい喜んでくれました。
「先生の授業をちゃんと受けたかった」と言う言葉にどれだけ救われているのかわからないんだろうな。
さよならパーチーのはずなのに、卒業生が用意したのはコラージュ盛りだくさんの僕宛のアルバム。
受け取ったら「なんで泣かないのー」と言われた。
……その台詞、懐かしいな。教育実習の小学校でも言われたっけな(笑)
こんなに愛されていいんだろうか。
ちゃんと応えられる人間でいられてるんだろうか。
どんなに大人に希望がなくても、どんなにバカなことが多くても、どんなに嫌われても美術があれば良いって思ってた。
その美術がこんなにも素敵で貴重な出会いをたくさんくれていることに感謝しかない。
不思議だな。
本当に、なんかもうすぐ結婚して3つ子を産んで、陸海空って名前をつけてしまいそうって笑い話が本当になりそうなくらい今、色々なことが動いている気がする。
僕の4年に自信をくれるのはやっぱり生徒のお陰なんだなぁ。
そしてその生徒と出会えたのは美術のお陰なんだなぁ。