四苦八苦奮闘記

日常、アート、僕の奮闘劇、思うことなど。

TENORI-ON

2008年11月30日 00時41分00秒 | アートな話
DSソフトのエレクトロプランクトンというソフトを知っている方、TENORI-ONというモノをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。

TENORI-ONはYAMAHAとアーティスト岩井俊雄さんによって生み出された、音楽の事を全然知らなくても音楽で遊べるというインターフェースです。

YAMAHAのサイトはこちら↓
http://www.yamaha.co.jp/tenori-on/index.html

今日は途中からですが、岩井俊雄さんの講演会に参加しました。
何故途中からかと言うと、寝てたからな訳ですが、素晴らしいお話だったので初めから聞けたら良かったなぁと(自業自得です)

僕が聞けたのはTENORI-ONの開発までの道のりと子どもと遊ぶ、というものだけだったのですが、本当にかったるさに負けずに行って良かった!
握手してもらったし! 絵の具で手汚れててスミマセンだったけどね!!!!(マテ)


さてさて、本題に戻りますと
値段も凄いし、経緯も凄い、何だコレ?状態のTENORI-ON。
見た事も、ニュースでちらりもした事のない方には訳ワカメなTENORI-ON(形状ぐらいはYAMAHAのサイトを見てくれい)

30万と言う高額且つ、卒制に勤しんでいた僕はTENORI-ONは触る事はなかったのですが、見せていただいた感想を言えば、輝くパーカッション付きオルゴール?
触る場所によって音質、テンポ、音源が変わり、音質の変わり方とLEDの光の輝きも変わると言うシロモノ。

音と光の重ね方はフォトショとイラレのレイヤーから来たと言われて納得。
流石にそっち系のアーティストさんらしい発想だと思ったりしました。

がそっと説明しますと、

岩井さんは僕的には親近感の沸く事に、歌を歌うのも楽器を演奏するのも好きだけれど、楽譜が読めないというお方らしく(僕は歌しかできません!!!!)
しかし、ご自分でアニメーションを作っている時に自分の思った音楽をつけたいという欲求が出たそうな。

ではどうしよう?と手巻きオルゴールにたどり着き、
手巻きオルゴールのスコアの穴から、
『形の美しさ=音の美しさ』が言えるのでは?と考え、
様々な作品とアーティストさんとのコラボレーションを経て、生まれたのがTENORI-ON。

という感じですか?(聞くな!)

凄いなぁと思ったのはお子さんが生まれてから、お子さんのために何ができるかと考え奔走する所です。
子どもと話しながら、一緒におもちゃを作っていくと言うシンプルだけどとても大切な事を通して、その範囲を小学校にまで拡大する行動力、企画性は素晴らしいの一言。
岩井さんが授業をした小学校の子どもたちに何が芽生えたのか、非常に興味深いです。

ああゆう、こどもの事を考えてる、子どもにこっちを向いて欲しくて一生懸命になってるパパって良いなぁ。
微笑ましくて。

と思った日でした。