四苦八苦奮闘記

日常、アート、僕の奮闘劇、思うことなど。

12月に入り

2009年12月01日 23時20分02秒 | Weblog
相変わらず、学級閉鎖したりしなかったりで、美術の作品提出とかどうするんですか?状態です。



そんな中、むかえた3年生の2学期最後の授業。


嘘かもしれないけど、まとめに嬉しいことを書いてくれた子がちらほら。。。

嘘かもしれないけどね!(←)





今回の課題は『人の役に立つための作品』で、自分の好き勝手な表現が楽しかった『自己満足のための作品』とはまったく違うのでたくさん厳しいことも言い、何度もデザイン画を突っ返しました。


本当は物凄く不安で、

生徒にここまでやらせて学校に使ってもらえなかったらどうしよう。。。

とか

みんな、厳しすぎて途中でグレちゃったらどうしよう。。。

とかいつも思ってました。



回数をかさね、
何度もデザイン画を描いて、
だんだん今あるものを一番美しくするにはどうしたら良いかを考えるようになっていく彼らを見るのは単純に嬉しいものの、、、


不安は拭えず。。。
生徒の不満や愚痴は胃に堪えるし、僕の指導が生徒の自由な発想を邪魔してたらどうしよう、と思っては思ってないふりをして。




でも、今日の生徒のコメント読んでたら胸の奥がほんわかしました。


中でも、ずっと自分の『趣味にこだわ』っていた生徒が、
『利便性にこだわ』れるようになって、

自分の(趣味への)こだわりを捨てて、始めよりも良いものをこだわって作れるようになったことが楽しかった。
こんなことならもっと早く先生やみんなの意見に耳を傾けていれば良かった。


と書かせることができたのは教師冥利に尽きる気がする。

もう、なにがなんでも学校に使ってもらえるようにしなくっちゃなぁって改めて思いました。


週にたった4時間しか会わないこんな無茶な先生についてきてくれてありがとう。

美術には妥協ができない先生だけど、あと3ヶ月よろしくね。