四苦八苦奮闘記

日常、アート、僕の奮闘劇、思うことなど。

危険を感じる

2012年12月22日 19時31分24秒 | Weblog
もう半年以上前だが、三浦しをんさんの『船を編む』を読んだ。


本屋の棚で見かけて気にはなっていたものの、どうも決め手に欠けて買わなかったのが、職場の図書館に入り、貸してもらった。

漫画家や作家、雑誌編集が主役のストーリーはいくつか読んだけど、辞書編集というのは未知の領域で面白かったわけです。


職場で僕の話題としてはベスト3に入るのが生徒、教員、本の話だと思う。

特に司書さんや国語教師、事務さんや生徒と本の話をすることが多い。

この前は図書館で司書さんに漫画家・富樫の天才っぷりを事務さんと2人がかりで語り、その流れでタイガー&バニーとマドカマギカの概要を説明し、今度、司書さんにハンター×ハンターを全巻貸す約束をした(爆)


皆さん、面白い本をたくさん知っていて話題は尽きないし、本の話をしてるときは何だか同世代のようにキャーキャー言えるのも面白いのですが。


先日、『謎解きはディナーの後で』の新刊が出たためいち早く購入、早々に読み、国語教師に貸し出したところ、換わりに三浦しをんさんのエッセイ4冊を貸していただいた。

『船を編む』が僕にとっての三浦しをんさんデビューだったので、エッセイの内容に驚いた。

というか、畏れ多くも「あれ?同類?」と思ってしまったくらいだ。
もちろん、僕なんぞよりもかけ離れたレベルで三浦しをん先生は凄まじいので、エッセイを読み進めているとなんだかどんどん本が読みたくなる。


これは多分、エッセイの中に映画やら漫画やら様々な作品が話に挙がるものだから、語り口の素晴らしさも相成って読書欲がむくむくと出てきてしまうのだと思う。

そのせいかどうか知らないが、ボーナスが出てからというものやたら本を買い、読んでいる気がする。

危険だ!
破産したらどうしてくれるんですか!