人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

棟方志功  萬鉄五郎に首ったけ

2015-07-25 19:27:45 | 日記

花巻市土沢町に[萬鉄五郎記念美術館]があります。ここはアートクラフトでも有名なので、
足を運んでいますが美術館には? でもHPを見たら棟方志功の作品の展示があることを知り
行って来ました。版画で有名な人としか知識がなかったのですが、油絵・倭画・書・詩歌など独創的な
すぐれた作品が見れました。[大正期の画家鉄五郎に首ったけほれて居るのだ。仕方ないほど参っているのだ。]と
萬を敬愛し惚れ込んでいたことは、専門家の間でもあまり語られていなかったそうです。

http://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/501/503/p004177.html

ゴッホにあこがれ画家を目指して上京した棟方が萬鉄五郎の作品を見てそこに何を見いだし
惹かれていったのか。私ら素人の頭では想像もつきませんが、風景画・裸婦像などを見ると
岩手にもこんな素晴らしい芸術家が居ること初めて知りました。本当に誇りです。

萬は晩年体調を崩し神奈川県の茅ヶ崎に転居し、画風も変化し日本の伝統絵画に向かったといいます。

私は数ある棟方志功の作品で一番印象受けたのは[釈迦十大弟子]に引き付けられました。
良く耳にする名前がありその人の顔が何となく想像できて何より嬉しかったです。

入場料の700円は少し高いと思ったけど、素晴らしい世界に没頭できてよき1日でした。

出るとすぐ側に[八丁土蔵]の看板を見つけました。夫が喫茶店みたいただよ。
そっと覗いたら誰も居ません。でも喉も渇いたし入ってみました。
何となく旧家の雰囲気だったので聞いてみたら、萬鉄五郎生家の土蔵を移築、復元した記念建造物でした。

柱の太いのには超吃驚です。旧家は落ち着きますね。

萬家の屋号「八丁(はっちょう)」にちなんでつけられたとか。ギャラリーにもなってました。

コースターも地元で織られている[裂き織]で気配りが感じられました。

色々な人の作品が見れるので、興味のある人は足を運んでみてください。




























コメント (8)
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