人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

[老婆は一日にしてならず]

2022-07-24 11:38:28 | 日記
ここは北上市の伊澤家多門院と言われ国の文化財に指定されているところです。指定されたということを知り訪問しました。

花束の様な山ユリが出迎えてくれました。
山ユリはユリの王様です。嬉しかったですね。

花被片の斑点が黄色のものを「白星」といいます。
花の香りは日本自生の花の中では例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強く・・・・

発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけてくれます。

一年に一つずつ花を増やすといわれ、長年たった株は沢山の花をつけてお見事・・・♪

管理人さんの奥さんと二人でユリの数数えたら一本の木にユリが24個咲いていました。考えたら24年も耐えて咲いててくれたんですね。

こんな百合の花が沢山ありました。歴史を感じました。

毎年平泉から看守様が来て青空法話があります。
平泉~株分けされた蓮の花が2003年に初めて
咲きました。平泉とは縁のある伊澤家です。


茶碗蓮


茅葺の前には黄色の花の数珠のお花も咲いていました。
やがては数珠になると聞きました。これも珍しいとのこと

2年後に訪れた時はユリは枯れてなくなりまた新しい山ユリが芽吹いていることでしょう

珍しいユリの花があったので聞いたら{うばゆり}と
教えてくれました。


名の通り華やかさはないけど威厳みたいなものがあると
感じました。そう思ったのは私だけかも。

誰かのエッセーに[ロウバは一にしてならず]正直に言えば
[老婆は一日にしてならず]と言うことです。

一気に老婆にはなりません。
老婆になるまで81年かかりましたから・・・

よたよたヘロヘロとならないようにと願うのみですね。


追伸――蓮の花は初めて伊澤家の池で咲いた花でした
    私が撮ったphotoです。私の宝物です(2003年)
コメント (4)
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