上に行きたいめんま、でも、ひとりじゃ．．．

きのうはひとりでこっそり上で眠るため、
「ウエ」と催促するめんまのことを書きました。
でも、半分くらいかな？実は、ねえちゃんもいっしょにこないの？と、
哀願するようにすがる瞳でじーっと訴えられるのです。
声があんまりでない分、瞳で一生懸命語るめんま。
あと、声が出ない分、人間言葉もしゃべるめんまです。
ウエ、もかなりはっきりいってます。
細くて高い声だから、とっても哀れっぽい感じ。


「まだ、あかないぞ。」

背中のお化けもちょっと悲しそう。


「ところで、ねえちゃんもいっしょにこないの？」

うーん、もうちょっと後にあがろうかな？めんま、先に行ってていいよ。



「え？いっしょじゃないの？」


「．．．ぼくもあとにする．．．」慌てたように、ととととっと、足早に戻ってくるめんまなのでした。




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