DE ROSAおばさんのポタポタ日記

自転車&美味しいもの日記
こぎこぎするスピードはかなり遅いですww

6/15ミラノ最後の晩餐

2006-08-22 15:59:54 | 2006ドイツ/イタリア
とうとう最後の晩となってしまった。
10日間、長かったが、あっと言う間だった。
ドイツでの、悔しく不甲斐ない思いも、案の定ミラノが吹き飛ばしてくれた。
ここのドゥオーモやスフォルツァ城あたりをうろうろしていると
本当に気持ちが落ち着く。
なぜだかわからない。街自体は決してヒーリング効果のある街ではないと思うのだが。

2年前も帰りたくなかった。今回も帰りたくない。
イタリア人になってしまいたい。前世はイタリアに住んでいたんだろうか。
なんとか宝くじでも当たって(3億円)、イタリアと日本を行ったり来たりの生活をしたいなぁ。

そんなわけで、ミラノ最後の夜は、宿のマダムおすすめのピッツェリアへ
なのにピッツァはオーダーせず、店員さんも心配顔。
このジャポネーゼは、これしか食べないのか?
いただいたのは

わたくしがカプレーゼ、そしてこのモッツァレッラの厚み↓

主人はパルマ産生ハム

飲み物はもちろん、赤ワインです。

そして、二人でカルボナーラ


いやー、満腹、満腹、
パンも食べ放題ですし、プレーンのピッツァもサービス。
それでも、まだ心配顔のウェイターは「ピッツァでも焼いてこようか?」
「No,GRAZIE」
いくら私でも、もう入りません。

8時をまわってもまだ明るいミラノの夜。
ワインも心地よく私たちを酔わせてくれます。

店をあとにした私たちは、ブラブラと宿へ歩いて戻ります。
と、思ったら、なんか主人がキョロキョロ。
「あ!こっちだよ」
ナニ?なになに?

ジャーン

うちのカフェのお客様から情報を仕入れていたらしいのです。
ジェラートがとっても美味しいカッフェ、その名も「CHOCOLATO」
夕飯も終わる時間だというのに長蛇の列。
大きなカップに何種類ものせて、みんなニコニコ顔。
もちろん、どれもイタリア語のメニューですから、何をどう頼んでいいのやら…
列に並んで順番が近づいてきたものの、よくわからないので
再び最後尾へ…
その間ウインドウの前をチョロチョロして

ついに見つけましたー
というか、読めましたー
「チョコレートラム」
ラムは大好きです(羊じゃないっすよ)
主人はレモンシャーベット
「ブオナセーラ、ショコラータラム エ リモーネ、ペルファボーレ」
「シー、グラッツェ」
通じましたー
そして、きましたー


うまいうますぎるー
今回の旅で一番印象が強かったのは、これかもしれません。
あー、幸せだー

そう遠くないうちに絶対にまた来ようと心に誓ったのでした。
毎年となると、連続では5日間しか休めないんですよ。
10日も取れるのは3年に1回って感じですかね。
でも、3年も来ないとすごくフラストレーションがたまるので、
やっぱり年に1回、フリーの格安チケットでミラノだけでもいいから行こうかな。
フィレンツェやトリノだったら中日に足をのばせるかも。

よし、作戦会議だ。

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