奈良で自然農法に取り組まれている羽間さんから「お米」と「お茶」が届きました。
ほとんどの工程を手作業と自然の力に委ねてもたらされる収穫からは、作り手の心がしっかりと伝わってきます。
溢れんばかりの笑顔の向こう側から届く情熱と信念をぜひ体験してみてください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
「自然農法」という生き方
羽間さんとの出会いは、随分前、おそらく200X年ころになります。
妻が「地平線から上る初日の出を見たい」と言い出したので、大晦日に伊賀の友人宅へ。
赤々と燃える友人宅の薪ストーブの上でシュンシュンと音を立てる大きなヤカンが絵になっていました。
それに気付いた友人が、そのヤカンからお茶を入れてくれて、
「このお茶は羽間くんが作ってるねん。お店(自然館)で売ってあげてくれへん?こうやって、ガンガン焚いても全然苦くならへんやろ。ええお茶やねんけど、全然商売気ないから心配やねん。」
と連絡先を渡されました。
「確かに全然苦くない」と興味を持ってしまった僕は、大胆にも帰り道に羽間さんに電話をしてしまったのです、1月1日の朝に!
そんな事は全く介せず、満面の笑顔で出迎えてくださった羽間さんに導かれ、険しい斜面を登りきったところにあるお茶畑へ辿り着きました。
かつて険しすぎて耕作放棄されていたことを安易に想像させるそのお茶畑から見渡した光景は、まるで山水画のようでした。
羽間さんのあの笑顔がその環境に紛れもなく溶け込んで、一幅の絵画を見ているような錯覚に陥り、しばらくの間、時も場所も何をしてるのかも忘れて、ただ、その場に佇んでいました。
その光景は、今も鮮明にこの身体の中に有ります。
そして、お米やお茶を送っていただく度に、マルシェなどでお会いする度に、羽間さんが、「自然農法」を生きておられるのだなと、強く感じます。
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