HSPという言葉を聞いたときは、いったい何のことかな?
と耳慣れない言葉でした。
HSP(極めて繊細な性格なこと)とは、感受性が高く敏感すぎて
集団生活が苦手で、内的世界に関心を持ちやすくなり
周りの人とはなかなか馴染みにくく孤立しがち。
という特徴があるようです。
そのようなことで悩み、生きづらく感じて過ごしている
参加者10人位の座談会に参加してきました。
私自身は至ってのんきで鈍感な性格ですので、なんでそんなに
深刻に思い悩むのかな?といささか疑問でした(ゴメンナサイ)
参加者のお話しは
①何事にも真面目に受け止めすぎたり、他人の目が気になってしまい
ストレスやダメージをもろに受けてしまう。
②人との集団行動が苦手なので、変な人と特異に思われ辛くなり
自分を変えようと努力するが、限界を感じてしまい死にたいとさえ思う。
③個性だと思っても、周りから受け入れてもらいない辛さを感じる。
しかし、年令を重ねていくうちに生きずらさも我慢しなくても良いし
自分を大切に過ごしていく術が、少しづつ分かってきたそうです。
でもね~
そこまでの考えに達するには、どれほどの辛いことに
直面してきたのだろう?と察しました。
30歳台くらいの男性は遠方からの参加でしたが、まさに今は
日常で葛藤中で、通院しながらの社会生活を過ごしています。
しかしこの場で自分の気持ちを伝えることができ、共感してくれる
仲間がいることを心強く感じ、こんな場が欲しかったそうです。
初めは少し暗い感じで話をしていましたが、会議終了の頃には
自信を持てた・・・と明るい表情になっていくのがなんだか
嬉しくなりました。
この座談会の意義があったのですね。
垣根を越えて本音で語り合えたことが、本当に良かったなと
思います。
またの機会を・・・という合言葉で終了しました。
改めてコミュニケーションの大切さ、人と人とのつながりの
大切を感じた座談会でした。
今は多様性の時代で、豊かな感性や個性を大事にという風に
変わりつつありますが、多々の人が寛容に受け入れられ
住みやすい世の中になれるように願うばかりです。
座談会終了後はお楽しみのランチ会。
こんなにボリューム満点で夕食は食べれませんでした・・
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