飲み会

昨夜は、会社の飲み会＠すすきの。


帰り、すすきのから札幌駅まで一人とぼとぼと歩く。
すすきのから札幌駅というのは、地下鉄で２駅、タクシーで1000円弱、距離にして1.5キロくらいの距離。

時間さえ余裕があれば、酔いを醒ますのに歩くのに丁度いい。
４プラ前のスクランブル交差点。

だれも居ない。

っていうか、札幌のど真ん中の繁華街だっていうのに、ここは昼間だって大して人は居ない。
交差点をスクランブルにするほどの事でもない。

地方都市がこんなんだから、俺みたいな田舎もんは渋谷や新宿の駅前に行って、人の多さに度肝を抜かれる。
人が多いことを知っていて行っても、それでも驚く。

東京カブレすると、ああいうのが都会なんだって風に考えるのかも知れないけど、
俺はああいう異常な人の多さは、いかにもアジアンな感じがしてスマートだとは思えない。

すすきのは最近、土曜の夜に行っても、人が少ない。


会社の飲み会は、これといって楽しくも、詰まらなくもない。

昨日は、軽い気持ちで上戸彩はかわいいと言ったら、
「あんなのは飲み屋の姉ちゃんみたいだ、そのへんの店にいくらでもいる」
と、さんざん叩かれた。
飲み屋の姉さん風であるかどうかも疑問だが、
仮に飲み屋の姉さん風だとして、それによって可愛くないとなる構図も分からなかったが、
べつにそこまで上戸が好きなわけではないので否定はしなかった。
俺は黙り続けて彼らの話を聴いていたが、彼らは結局、
いま一番かわいいのは掘北真希だ、という結論を導き出したらしい。


俺にはとうてい理解不能だったけれど、彼らは価値観を一つにしておかないと満足できない傾向があるから、それで妥結しておいた。

「あー、あの子もかわいいですよね」







そういう話をしながら飲むビールは不味い。

この後、誰かが
「俺達の時代はなー」と切り出し、

「いや私達の時代はね」
「いえ、僕らの時はですね」



と、70年代、80年代、90年代初期のアイドルについての
思い出話を順に聞かされたことは言うまでもない。