Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

帰ってきた

2009-08-13 22:43:33 | 


2泊3日で、ちょっと北海道を回ってきた。

帯広で一泊、名寄で1泊だ。

とりあえず、画像は明日にでもアップするとして。









帯広から名寄までのルート。

帯広から北上して、然別湖に出て、湖畔の細いワインディングを超えて(これがかなり面白い)、峠を降りたら糠平湖。

然別湖(しかりべつ湖)って、あらためて言葉にしてみると、なんだか厳粛な趣のある言葉だ。
たぶん、アイヌ語に漢字を当てはめたんだろうけど。



そこからかなり直線が多くて、緩やかな上り坂を上がっていくと、三国峠。

峠を越えると層雲峡。



まぁ、北海道をツーリングするライダーには御用達のようなルートかも知れないけど、26年北海道に住んでて、初めて通った。


だって、層雲峡(旭川)から帯広に抜ける道なんて、札幌周辺に住んでたら別に生活の中で必要じゃないもんなぁ。

三国峠というのは、たぶん層雲峡側から来て、南に向かって下っていくと、まるで雲の上からスロープが出てそれに乗っているみたいな気持ちになるだろう。
十勝平野が一望できて、晴れたら最高だろうな。

でも、運転の楽しさで言えば、ちょっとダメポ。
直線的で、大きなカーブばっかだ。

北海道には、こういう峠ばかりだ。



そういえば、旅先で一緒になった本州の旅人が、興味深い話をしてた。

「JRの滝川から帯広、釧路を越えて、根室まで行くのが根室本線だ。」

かつては、札幌から帯広へ直線的に行こうとすると、山が険しくて、鉄道も道路も引けなかった。
だから、根室本線も「国道38号」も滝川から帯広に出る。

かつては日高山脈を越えれなかったことも時代を感じるけど、そのときに、帯広や釧路をさしおいて、「根室本線」と名づけられたこと自体に、かつての根室という町の大きさ、重みを感じ取れる。



という話だった。


なるほど。
面白い。

たしかに。
もし、今もう一度つけなおすとしたら、釧路本線+根室線 となるはずだもんね。


旅をすると、いろいろな知識が増えていくのが楽しい。