Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

奔別

2011-09-06 23:51:04 | Weblog
さて、明日は休みなので、おだやかな気持ちで、サッカー日本対ウズベキスタン戦を見てます。

っつーか、アウェイなだけでこうも弱くなるかw
点入れられてんじゃねーよってw

言うのは簡単。


さて、どうにも眠い日々が続きまして、ここの更新も間が開いてしまいました。

が、前回書いた、三笠のアレ、行ってきました。



幾春別の旧駅前通り(今はバスターミナル)。寂しい商店街の向こうに、立抗が見える。
商店街は極めて寂しいものの、それでもまだしっかりと町を形成している。

町ごとぜんぶ廃墟と化した集落も多いことを考えれば、ここはまだしっかり人がたくさん住んでいる方なのだ。
全盛期に、いかに栄えていたかを教えてくれる。

今では、ほとんど知られない集落たち。中には人が完全に住まなくなったり、ダム湖に沈んだ町もある。
そういう町は地図から地名も消える。

けれども、わずか40年前までは、こういった町に多くの人が住み、映画館やデパートも出来て、歓楽街も栄えていた。
採掘された石炭は、鉄道で盛んに運び出され日本のエネルギーを支えていた。

70年代前半から、日本のエネルギー政策の転換で、石炭は斜陽産業になり、これらの町は寂れ始める。

それでも、今から二十数年前まではいくつかの山はまだ閉山しておらず、人口も今より多かった。
かろうじて存続していた鉄道があったのだ。


そういうことを考えると、ぞくぞくしてくる。

町そのものが、人生を歩んでいるようだね。


大きな都市に住んでいては、感じることのできない感覚だ。



>




いや、カッケーですよ。

今回、ここの一部が解体される、っていうのは本州に住んでいて、廃墟に詳しい方々に聞いて知ったんだけど、

その人たち曰く「解体と知って、見に来てる人が他にも居るかもよ?」ってことだった。


そうはいっても、そうとうな田舎。
人なんて居ないだろうと思って行ったら



本当に居たw
一人だけだけど。



その人に教えてもらう形で、近くまで入っていった。

一人なら、躊躇して入れなかったかも知れない;












この奔別の他に、弥生や幌内といった炭鉱が、三笠にはありました。
これらの石炭は鉄道で岩見沢に運ばれます。

岩見沢には空知の各鉱山からたくさんの石炭が運ばれ、これを苫小牧や室蘭に送り出したのです。

岩見沢は、当時も今も活気のある町ですが、炭鉱をかかえる三笠、美唄、砂川、奈井江はいずれも衰退の一途を辿っています。


奔別立抗



また行きたいですね。

今度はどこに行こうかな。