Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

禁煙ブーム

2008-05-22 23:31:39 | Weblog
会社で、「分煙」「禁煙」という運動が盛んだ。






俺はタバコを吸わないので大いに有難いことなのだけど、





ことによっては、この動きはちょっと病的なんじゃないか、とも思っています。










いまや、「禁煙」って言っておけば正義みたいな風潮です。


そこには「禁煙の大事さ」みたいな信念は全くなくて、

「そういう社会的風潮だから、乗っておこう」的な考えなのがミエミエなのだ。










会社の本社からこういうメールが全店に届いた。




「お客様から『店舗で分煙がされていなく、気分が悪くなった。もうお店には行きたくない』という苦情のメールを受けました。
現状ではビジネスチャンスを大きく潰しています。一刻も早く改善しましょう」



という趣旨。





いわんとすることは分かるんだけど、

いままでそれをしてこなかった1ホールの店内で、分煙って言ったって限度がある。


じゃあ禁煙かって話になっているけれど、


全面禁煙にする場合に、喫煙者からのビジネスチャンスを逃す点については誰も言及しない。





このあたりに、「社会的風潮に乗っかっておこう」的な、考えの浅はかさを見てしまう。


どうして、問題点の側だけを見て、その「対症療法」しか出来ないのだろう。







物事を立体的に考えようとしない。




タバコを吸えないことで生まれる弊害を、だれも考えないのは不思議でならない。

単にいままで「タバコを吸わせろ」って文句を受けたことがないだけなのだ。







俺はタバコを吸わないので、こんな問題はどうでもいくて、はやく全面禁煙にでもなればいいと思ってるんだけど(たまに吸いたくなることもここで書いてるけれど)、





この禁煙の問題と動きについては、会社の問題の本質を象徴的に表せているように思えてならないのだ。






○○だから◇◇する。


足りなければ、もっと◇◇する。





延々その繰り返しで。

そこに生じるデメリットや損失を無視しているヤリカタだ。

「損失」は、「赤字」として数字に表れないかも知れない。
それは、数字に表れない「社員のモチベーション」かも知れない。
「苦情として電話やメールをしてない静かなお客さん達へのCSの低下」かも知れない。


そういう損得や、損得だけでは表せきれない現象を複合的に見て、判断する能力が、組織として致命的に欠落していると思う。




偉そうなことを書いた。





でも、思って書くだけならタダ。

常々、そう思っている。


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広島では、アテンザを何台か目撃した。
そりゃそうだろう。


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