高速道路の新料金案が明らかになった。
ETCは休日1000円で現状どおり。
現金払いは2000円上限。
平日はETC現金問わず2000円。
平日でも安くなるのは良いですね。
2000円がMAXとなれば、札幌から考えれば旭川や函館に行くときにも安くなる。
本州ならその恩恵はさらに大きくなるだろう。
そういえば、去年、山形までロードスターで行ったときは、高速代をケチって仙台市周辺の一部区間でしか乗らなかった。
あの日はせっかく日曜日だったのに、ETCが付いてないために割引なし、という仕打ちを食らった。
2000円上限となれば、ETCの2倍とはいえぜんぜん安い。もし八戸から山形まで全部高速道路に乗れば、3時間程度で着くんだろう。
(あのときは休憩しながら10時間くらいかけて行ったw)
さて、この新料金について、「エコカー」は平日休日問わず毎日1000円になる。
ここで言う「エコカー」は、ハイブリッドカー連中(エコカー免税を受けれる車。EVや次世代ディーゼル車も含まれる)のうち、一定の燃費基準を満たしたもの、とされる。
この点は、ある程度、評価されることだと思った。
現状では、ハイブリッド車は全てエコカー「免税」を受けれる。
たとえ環境に悪い車だとしても、燃費が悪いとしても、ハイブリッドの免罪符があれば免税となる制度が横行している。
このことはとても理不尽で、まともではない状態だった。
高速道路の新料金案では、この点に着目して、ハイブリッドカーの中でもちゃんと燃費の良いもののみを割引にする条件が盛り込まれた。
これに習って、重量税・取得税も、現状の「免税」になる不合理な基準を見直してほしい。
レクサスの一番でかいLSのハイブリッドモデルは、1500万円くらいする。
取得税と重量税は、普通にいけば50万円くらいになる(!)
高価だし、重たい車だから、当然税金も高くなる。
これがしかしハイブリッドだから免税だ。
燃費はカタログ値12.2km/L。
たしかにこのクラスとしては優秀な燃費だ。(実燃費がどれほどのもんなのか想像つかないけど)
ただし、クラスのわりには、とかそういうの抜きにして、ただの車として考えてみれば、べつにたいした燃費じゃない。
S2000やロードスターよりも悪い数値だし、いやたぶんスバル360よりもトヨタスポーツ800よりも悪い数値だろう。
でも、とにかく50万円免税。
トヨタ免税、レクサス免税、と名前を変えればいいのに。
そんなおかしな矛盾点を、とりあえず高速道路の料金では正してくれるみたい。
ま、1000円なのか2000円なのかの違いなだけで、たいした額じゃないけど、それでもすこし安心。
当然、この「エコカー」のなかには、うちのデミオは入らない。
新型のマーチも、新型のヴィッツも入らない。
ややこしい「エコカー」の定義。
使われる場所や場合によって、その定義が様々に変わる。
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