Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

デミオのナンバー灯をLED化。

2009-05-13 21:36:30 | デミオ・スポルト
思いがけず連休をもらった。


さて、構想から1年くらいかかって、ようやくデミオのナンバー灯をLED化した。

ロードスターのそれは、純正からして2灯式なので、そのまま電球を変えることでLEDとなったわけだけど、デミオの場合、1灯式。

これじゃあちょっと寂しい。


バンパーの下から覗き込むと、どうやらプレートが横長の欧州向けには2灯式であることが伺える。
そのスペースを使って、マツダからナンバー灯の部品を購入して、1灯増設するという手段も考えられた。

が、なんとなく手軽そうなので、カー用品店で「テープLED」なるものを購入して(既に数ヶ月前)、それを今回ようやく取り付けたのだ。



こんなふうにポロっと、純正の電球を外して、線をブッチして、「+」「-」だけ気をつけて繋げばいいだけ。



こうなる。


とりあえず光った。


これだけなら簡単なんだけど、問題はもっと単純なことで、取り付け位置とその方法だった。
どうしようかなー、と思いながら、

とりあえずホーマックで198円で、適当に30cmの曲板(丸い穴あいてる板)買って来て、それをステーとしてあてがって、バンパー下部に両面粘着テープでつけた。
貼り付けるバンパー側は、脱脂もせずそのまんま貼り付けた。

悪いか。

別に付くだろ、と。

そのあと走ってから確認したら、ベローンって取れかかってたw
ので、細いタイラップを2箇所に巻いて軽く固定。
これでダイジョブだろう。





完成図。




んー、なんかやだ。

直感的に嫌。
なにがダメなのか、考えてみる。

おそらく、

LEDが直接見えて、下品。

もともと、このテープLED。30cmあって、ほぼナンバープレートと同じ長さだったのだが・・・

それだとやけにギラギラ光ってうるさくなるだろう、っていう仮説のもと、
あたかも純正品のLED灯みたくしたくて、少し短くして取り付けた。


ワケだが・・・。


これではちょっと下品に思える。個人的には。
ちょっと工夫して、もう少し上側に、バンパーに潜らせるようにして取り付けよう。
そうすれば、間接照明としてナンバーをやわらく照らすだろう。
来週やろう・・・;


もうひとつ、納得いかないのは、

白色LEDということだけど、まー仕方無いわな。
安いLEDだから。

どうしても、ちょっと紫色。。。


レクサス純正のような、真っ白でクールなナンバー灯とはいかなかった。



皮肉なことに、ロードスターのほうでは、間違って高価なLED球を購入したので、これはレクサス車並の明るい白さ。
ただ、テールランプはLEDじゃないから、そこまで明るく白くなると、ちょっと不釣合い、っていう誤算まで出てきてしまった。


んー、難しいというか、面白いものだ。

こんなこと、やって初めて気付いたけど、きっと車両を開発する人達って、こういうものの明るさだとか、コストだとかも、色々な方法を日々研究しているんだろうなァ、と実感した。






逝去

2009-05-08 23:58:36 | Weblog
ギガビートっていう、ミュージックプレーヤーを使っていました。

東芝製のそれは、30GBのHDDタイプで、音楽や画像、映像も取り込めてワンセグも見れる。

木村拓也並のユーティリティプレーヤーだ。



そもそも、この手の音楽機器は使ったことが無くて、でもデミオにはMDが付いてないかわりに、AUX端子が付いていたので、そしたら買うしか無いよな、ってことで買ったのです。


iPodやウォークマンをはじめとして、色々な機種があったなかでも、このギガビートはワンセグまで見れるのがかなり魅力でした。

クルマで使うのがメインとなるから、別に多少大きくても良かったし、几帳面な性格じゃないから、音楽をコマメに整理するなんて絶対しないだろうって思ってたから、全部放り込んでおけるHDDタイプが良かったわけです。

テレビの機能はそこまで重視しなかったけど、かといってHDDタイプっていうのは、その当時すでに、ギガビートはiPodクラシックくらいのもので、iPodだと、AUX変換コードがかなり高価だというのが嫌で、必然的にギガビートを買いました。


いろいろ出来て便利。
まだまだ使いこなせてない機能もあるようです。

音楽プレーヤーに特価したわけではないので、楽曲の検索方法とかに弱さがあって、イライラしたりします。

でも、30GBあれば俺には十分で、いろんなMP3音源の曲をとことん入れまくりました。



しかし、楽しかった日々は、長続きはしませんでした。

買って1年半で、唐突に彼は逝きました。




早いものですw

たしかに、車内での温度変化を考えると環境は苛酷で、マイナスからプラス40℃くらいになることもあったと思います。
なるべく車から出して保管してたけど。


ただし、付属品やオプションとして、車載用の金具やらケーブルやらを用意して、車での使用も考慮に入れられたモデルのはずで、それならこれくらいのことで逝くなんて、ちょっとヒドいよな・・・



そういうわけで、またプレーヤーを購入しなくてはならないと思う。。。

もう保障期間も過ぎているだろうし。




で、家電量販店に行って、オーディオ売り場を久々に巡る。

すでにこの分野は、iPodとSONYウォークマンの牙城となっているよう。
我がギガビートの後継機種もなく。
片隅に、わずかにケンウッドやシャープ、アイリバーの製品が並ぶ程度。

どらどら、と簡単に見て回ると、いまや大半がメモリータイプ。
で、メモリータイプでも8GB、16GBが主流で、32GBというトップグレードも存在。

なーんだ、それで十分じゃないか。
メモリータイプなら幾分耐久性も高いだろう。

値段が問題だけど。


しっかし、この手の記憶容量の巨大化の速度って、すごい。
1年半前、ギガビートを買った頃は、30GB,40GBはHDDの「大容量モデル」だったはずだ。

5年前のデジカメについてきたメモリースティックは32MBだし、その頃買った携帯から未だに使い続けてるメモリースティックDuoは16MBだ。



PCのメモリも、いまこれを書くのに使っているPCは、4年前に買ったときは新製品として並のスペックで、512MBだった。
1GBはまだ家庭用のPCにはほぼ無かった。

それが今や、小さい安っすいPCでも、1GB、2GBは当たり前。
普通の、15万円くらいの手ごろなPCなら4GBが当たり前。8GBってのもたくさんある。

わけわからない。





と、いうわけで、ウォークマンかiPodを買わなければならないと思う。

ただ、壊れて気付いた。
今回は、プレーヤー内の音楽が全てPCにも残っているからいいけど、そうじゃなかったら残念な結果になったろうと思う。
それを考えると、パナソニックのSDカードの方式が便利に思える。
カセットやMDを使った世代からすれば、ああいう風にソフトを入れ替えるほうが自然にさえ思える。



さあ、どうしたものか。
何を買おう。。。

昨日までの人生が、序章になる。

2009-05-05 00:42:28 | クルマ
ふと目にした、ランエボの雑誌広告にあった、コピー。

「昨日までの人生が、序章になる。」



なんだか、ビビっときてしまった。
昨日までの人生が序章になってしまうような、ターニングポイントを迎えたい。

現行のランエボのデザインは本当に良いと思う。
いや、いまのミツビシ車ってどれも良い。
「i」は特殊だけど、アウトランダーも、パジェロも、デリカも、ekワゴンもかなり良いよな。

ところで、最近復活した「トッポ」。
見れば、顔だけekスポーツ。それ以降はかつてのトッポBjのまんまという、ワンエイティー的なシロモノ。

トッポBjの登場は、軽自動車規格改正の98年だったから、もう10年以上前。
その当時の車を流用するというのは、安全面とか大丈夫なの!?


と思ってしまう。


でも、そういえば、シボレーMWって未だにあるけれど、あれはワゴンRソリオがベースで、ワゴンRソリオのベースは2代目ワゴンR。
つまりこれも軽規格改正の98年の登場だ。

そんなもんなのかなァ。


最近でこそ無くなったけど、一時期、軽自動車の1ボックスのボディにリッタークラスのエンジンを乗せて、3列シート7人乗りとして仕立てたクルマが存在した。
アトレー7とか。

実際の安全性は知らないけど、気分的に信じられない。
軽自動車の1ボックスに7人乗ったら違法なのに、ちょっとワイドフェンダーつけて1300ccのエンジン乗せて「登録車」としただけで、いきなり7人乗ったって、法律には触れないだけで、安全性がクリアされているとは思えない・・・

実際には、一定レベルの安全性をクリアしているのだろうけど、気分的に信じられない。





話は変わって、さっき本屋で立ち読みをしていたら、

「CAR and DRIVER」誌の特集「旧車を楽しもう」みたいなやつがあって、その中にNB後期ロードスターが入っていた。

もう旧車かよ!?w



他にも、EKシビックRや、MR-S、アルテッツァ、FTOが紹介されていたから、全般的に2000年頃のクルマ達を特集したのかも知れない。
どれも、そろそろ懐かしいクルマに入る。
免許を取った頃、憧れだった車たちも、今では中古で手ごろな値段で流通する。
嬉しいような、ちょっと悲しいような心境ですね。


FTOは、三菱としては珍しい、FF専用クーペ。しかもターボ無し。
90年代の三菱のイメージとはちょっとズレータクルマだと思う。

デザインも斬新で、これに2000ccV6や、1800ccMIVECエンジンを積んで、スペック上はインテRをも凌ぐほど。
「MTモードAT」を搭載したのは、96年のFTOかギャランが日本初じゃなかったかな。

三菱って、もうどうしようもないデザインの市販車が出てくるかも思えば、こうやってスゴいデザインが生まれてきたり、面白いメーカーだ。



限りなく透明に近いブルー

2009-05-03 23:45:18 | ドライブ
積丹半島を一周した。








札幌から近い穴場です。



Danger絶壁。
かなり絶景です。

ふと、こういうところも間宮林蔵だかは歩いたのかな、という気分になります。



この蒼さを、「積丹ブルー」と呼ぶらしい。


カメラはオリンパスブルー。






ロードスターは、クリスタルブルー。


前夜のススキノで飲み明かしたのは、鏡月GREEN。

安酒でも飲まないとやってられん



積丹岬の近くには、「岬の湯 しゃこたん」という、綺麗な町営の温泉があった。
700円と、町営としては高いと思ったけど、入って納得。
建物も新しくて綺麗なうえに、大きな露天風呂からの海の眺めは、圧巻。
あんな眺めは、リゾートホテルや大手の温泉ホテルなら、何万も払わないと味わえないものだ。

あの温泉のためだけに、積丹の先端まで行く価値も十分と思えるほど。
ただし、行くまでに何度もすれちがった「岬の湯 しゃこたん」の看板。

どうしても「しょこたん」と読めてしまったのは、俺だけじゃないはずだ・・・orz




カムイ岬までは、国道沿いに、もうほんとバカのひとつ覚えみたいに海鮮丼の店が続く。
あまりにもあったけど、その時点ではまだ午前中だったので、食いたくなかった。

もう少し進んで、昼を過ぎたころに適当に店を見つけて入ろうと思った。


しかし、カムイ岬を越えた瞬間、店はカイム。


激減じゃなくて、皆無。ゼロ。

田舎の集落、小さな漁港はあるのに、飯食うようなところが全く無い。
萎えた。


結局、積丹半島の左側の付け根の町、岩内まできて、ようやく飯にありつけた。
岩内まで来ると、ここは少し大きな町。
チェーン店が立ち並び、のどかな風景の後にくるととってもにぎやかに感じますね。

岩内の、適当に入った定食屋の「焼き魚定食(にしん)」が、過去最高の魚の美味しさをあっさりと更新。
あんな美味い魚料理があるだろうか。
ただ焼いただけで。


と、まァそんな感じで。
岩内からは、ニセコパノラマラインという景色の綺麗な道を通って帰路についた。



岩内港で。



このあたりの日本海側の町って、小さな町が続いて寂しい。
ただ、日本海側には稚内から江差に渡るまで、いたるところに「鰊御殿」「鰊番屋」なる豪邸が保存されていて、かつての鰊(にしん)漁での繁栄を伝える。
今では小さな漁業の町である、寿都町、余市町、積丹町等は、明治時代中期までは、小樽に迫る人口だったとか。
とはいえ、それは1万人少々という規模の町なんだけど、そうは言っても、小樽は当時、札幌と並ぶ北海道の中心都市だったわけだから、その規模から言えば、かなりのもの。

寿都町とは、現在では4000人少々の町だけど、最盛期には3.8万人(!!)が住み、かつ出稼ぎ労働者によって実際にはその1.3倍程度の人間が集まっていたという。
つまり5万人ほど。
この土地、で、北海道のその時代で、5万人というのは想像を絶する。
いま尚、北海道の日本海側で小樽市を除いて、5万人の人口を数える都市は無いのだから。