本当に白狐は分かりやすい。
言葉よりは行動に現してくる。
その素直さがまた好ましいのだ。
心地いいのだ。
三毛猫も素直に己の気持ちのままに応じる。
その行為自体は普通に行う癖に三毛猫はその手の話題には弱いし、異性に密着されようものならば…
あたふたあたふたとテンパる。
触れる事を許すのは心を許してるからに他ならない。
そうにも関わらず三毛猫はあたふたあたふた真面目にテンパるのである。
その反応を白狐が見て遊んでる様な気がするが…
其処は敢えて突っ込まないのが三毛猫。
答えが容易に想像付くからである。。。
そんな三毛猫だが実際は行為も得意な方では無い。
と、云うか割と受身。
己からはあまり積極的には動かない。
否、恥ずかし過ぎて気持ち良さを感じる様な行為を相手に訊けないのである。
三十路になったにも関わらず三毛猫は未だに恥ずかし過ぎてこう云う事には慣れないのだ。
最近、それを察したのかそれともソレが白狐のスタンスなのか判らないが白狐は三毛猫にやって欲しい事を示してくる。
気持ち良さを感じてるかまでは判らないが、取り敢えず「とある部分」が反応してるので三毛猫は一安心してる訳だが…。
変化はそれだけでは無い。
三毛猫も少し大胆に動く様になった。
白狐も三毛猫に対して変わってきてる部分がある。
今迄以上に扱いが丁寧なのだが、強引な部分も顔を覗かせてみたりそうかと思ったら影みたいに存在感を消してみたり…。
それは身体を重ねてる事だけではない様に感じる。
言葉を交わす事も同様に感じる。
要するにお互いの壁みたいなものが最近、無くなりつつある様に三毛猫は感じる。
何より三毛猫は己に素直に感情が赴くままに白狐に対して振舞う様になった。
自然に取り繕わないありのままに。
三毛猫が意識してる事である。
良くも悪くも三毛猫は他者との距離の取り方を測り違い易い。
故に不安になり訊くのだ。
そんな時、白狐は寛容な返事をくれる。
それが積み重なり、三毛猫は安心して白狐へ己を出すのだ。
浅い話も深い話も自然とするのだ。
ありったけの言葉を掻き集めて、ありったけの語彙を駆使して現す。
そうやって身体を重ねた後に言葉を交わして…
そのうち2匹(人)して最近は眠りに堕ちる。
白狐は前からだが、三毛猫はここ最近、白狐の前だとよく眠る。
それもかなり深く眠るのだ。
そうして目覚める度に最近、焦るのがお決まり。
何せ寝顔を見られるのが少々、三毛猫は気恥ずかしいし童顔が更に童顔に見える瞬間が寝顔と自負してるからである。
寝顔を白狐が見てるか見てないかに関しては絶対に話題にしない三毛猫である。
見てれば間違いなく更に童顔になり子供の寝顔みたいと肯定するだろうから。。。
傷は出来れば自ら増やしたくはないと三毛猫も感じるのである。
と、土曜も案の定、三毛猫は爆睡していて飛び起きたのだが…
事件はその後、会話をしていて起こる…
それは普通に他愛の無い会話だった。
職場の事、最近のハマり事…
これといって普通の会話だった。
只、違ったのはお互い身体が近い状態で割とゆる~く話してたくらいだ。
が、しかし其れは白狐の何気ない行動により予想外の方向へ転がる。。。
どんだけだよ!
普通に考えて何故、こうなるのっ!?(´=ω=`)
後に三毛猫が慌てふためき乍ら言い放った言葉である。。。
白狐の行動は至ってシンプルである。
不意に三毛猫の手をとある部分に乗せ軽くとんでもない発言(恥ずかしくてストレートに書けない)をしたのだが、その時、三毛猫が噴き出して…
慥かに普段の状態は知らないけどさ!
と、あたふたあたふたと動揺混じりに応えたのだが話題は自然にその件から逸れたのだ。
にも関わらず事件は起きたのだ。
ん?何か…触り慣れた感触に…なってる?(;´Д`)
え?嘘。本当?( ̄∀ ̄)
マジか…どんだけよっ!(´-ω-`)
三毛猫は暫く頭をフリーズさせたまま、結局…
その日、2度目の事情を成すのである。。。
…本当、男性のその欲だけは予想の範疇を軽々と超えちゃうもんなんだね…。