先日の霊仙山登山後寄った城跡。滋賀県米原市柏原梓河内、伊吹PAの南方に聳える標高480mの大岩山に築かれていた。土塁,郭,堀,石垣 の遺構が残る。北陸自動車道・米原ICから19分程。国道21号から集落を経て八講師城跡まで林道で約5k程大岩山( 四等三角点)へ 登城口の表示有徒歩10分。
城主は京極氏の家臣多賀豊後守高忠、とも佐々木氏の家臣沢田民部大輔などが伝えられているが詳細は不明とのこと。後年に改修された形跡が見られることから、「姉川に戦い」に際して周辺の長比城・刈安尾城・上平寺城などとともに浅井・朝倉軍によって改修されたか、「関ケ原の戦い」に際して西軍によって改修された可能性があるとも。展望は木々により見えず北側一方向のみ。山城とはいえこんな不便なところに城とは・・・。
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