危険な純愛小説。丘の上に建つ二軒の家。それぞれに住む同い年のカイとミノリは、幼なじみとして育つ。家のそばにそびえるケヤキの木の下が、二人にとって大切な場所だった。幼なじみが両親の離婚により、好き合っていれば結婚のような制度にとらわれずにいた方が長く気持ちが変わらずにいるはず、という考えで「おたがい大好きだけど、恋愛も結婚もしない。どんな秘密もつくらない」と幼なじみ二人が交わした約束。成長してからは絵描きのカイと性に奔放なインテリアコーディネーターのみのり、そして互いの伴侶ミキとカズフミ。特別な関係を築く二人に、周囲の人間は困惑するが。・・・
男女間の友情は?というにはちょっと違和感が。互いに他の人とのセックスを報告しあうのは理解できない。
2015年1月集英社刊
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