暗闇を突き進むと・・・?
朝は畑に出て日光を浴び、眠りで鈍った身体のエンジンをかけてから出勤するのだが、畑で真っ白な蛾を見つけて撮影。
シロヒトリだ。
庭の木を手入れする方、園芸を楽しむ方は白い毛虫を見たことがあるだろう。様々な広葉樹の葉を食い尽くしてズタボロにするほか、畑の作物も食ってしまうため害虫として嫌われるが毒はないので触れてしまっても無害
毛虫を触る人なんて滅多にいない...よなぁ?
そうそう。毛虫で思い出した。この前サイクリング中に巨大芋虫を轢いてしまいそうになってヒヤリと
インパクトの強い模様をした彼はセスジスズメという蛾の幼虫。
成虫は50mmを超え、見た目はまるで戦闘機。飛行速度はトンボと並ぶ時速40km/hにも達する。それゆえ燃費は悪いらしく、よく花の蜜を吸うらしいが今のところ幼虫しか見たことがない。
とりあえず草むらにホイっと逃がしておいた。強く生きてくれ!
~仕事が終わり~
前回は昼間の探索でたくさんの昆虫を撮影できた。というわけで今回は夜。
仕事を終え、そのまま雑木林へと向かい出発。社長! 通勤カバンにカメラを入れた不審な社員がいます!
夜は街灯付近にも虫が集まるので地上も注意深く観察する。運がよければカブトムシやクワガタムシがいることも。
ただ、近年は街灯のLED化が進んで虫が集まりにくくなってしまった。虫は紫外線を含む光に向かって移動する習性(走光性)があるが、LEDは紫外線を発生しないためだ。小さい頃は街灯の下で虫探しをしたものだが......
昼間なら余裕で登れる傾斜も、視認性が低下する夜間は危険 冒険はいつもスリリング...だが、ここは無理せずいつものルートで(´・ω・`)
樹液場1か所目、デカい甲虫を発見。ミヤマカミキリのペアだ。触角の長いほうがオス、メスは樹液を吸っている。
カミキリムシの幼虫は焼いて食べると美味しいと聞く。ぜひ食べてみたい
コクワガタも何匹かいた。
ただ、あの頃に比べるとかなり昆虫が減ったように感じるのはなんだか寂しい。この木、明らかに虫が集まりそうだが空っぽ。
昔は樹液がドバドバ出て、カブト、クワガタ、カナブン、蛾、スズメバチ...と自然豊かだったのに
猛暑による変化か、生態系に対して無遠慮な人間による乱獲か、それとも新しい樹液場ができたのか...
おっと、これは
クスサンの繭じゃないか? あのでっかい蛾の蛹。実物を初めて目の前にして驚き。
昆虫に限らず、生き物ってのは図鑑で見ただけで終わることも少なくない。成虫も見てみたいな。
あ、カマドウマだ。世間一般では「便所コオロギ」なんて呼ばれているだけでも可哀そうなのに、不快ってだけで嫌われるの気の毒すぎないか(^ ^;;
まあ、家の中にいたらイヤだけども。
最後はお気に入りの木を見て終わりにしよう。ここなら慣れた山道だ。暗くても大丈夫。
うまいこと樹皮に溶け込んだ迷彩柄保護色のカエルがいた。カエルの種類は全く分からないが...アマガエル?(適当)
うーん、この蛾はなんだろう? 種類がわからない。怖いから触らないでおこう。
周りには蟻も集まっている。こんな夜に働いている蟻さんたちも残業かな(白目)
お、何かいるぞ
可愛い(建前) キモッ! (本音)
芋虫らしくない長い脚、背中のイボイボ、ケツに生えたシッポみたいなモノ
でもなんだか可愛い気もして10分ぐらい夢中になって観察。しばらくして思い出した、シャチホコガだ。
静止する時や威嚇する時は海老反りになってシャチホコのような見た目になるのが名前の由来。これも実物を見るのは初めて。ところが、予想の斜め上に気味が悪くて触る気にはなれず さて、今日はこの辺で帰ろう。
実はもう一つ、小さい頃に虫を捕っていた雑木林があるのだが、今はどうなっているのだろうか。次はそこに行ってみよう。
東京ディズニーシーのアトラクション「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」の出口にある看板。
「アドベンチャーに終わりはない」
まさにこれだな、と思ったので過去記事から持ってきた
最初は山道で運動するだけのつもりが、いつの間にか自然探索という趣味に。ますます楽しみだ。
朝は畑に出て日光を浴び、眠りで鈍った身体のエンジンをかけてから出勤するのだが、畑で真っ白な蛾を見つけて撮影。
シロヒトリだ。
庭の木を手入れする方、園芸を楽しむ方は白い毛虫を見たことがあるだろう。様々な広葉樹の葉を食い尽くしてズタボロにするほか、畑の作物も食ってしまうため害虫として嫌われるが毒はないので触れてしまっても無害
毛虫を触る人なんて滅多にいない...よなぁ?
そうそう。毛虫で思い出した。この前サイクリング中に巨大芋虫を轢いてしまいそうになってヒヤリと
インパクトの強い模様をした彼はセスジスズメという蛾の幼虫。
成虫は50mmを超え、見た目はまるで戦闘機。飛行速度はトンボと並ぶ時速40km/hにも達する。それゆえ燃費は悪いらしく、よく花の蜜を吸うらしいが今のところ幼虫しか見たことがない。
とりあえず草むらにホイっと逃がしておいた。強く生きてくれ!
~仕事が終わり~
前回は昼間の探索でたくさんの昆虫を撮影できた。というわけで今回は夜。
仕事を終え、そのまま雑木林へと向かい出発。
夜は街灯付近にも虫が集まるので地上も注意深く観察する。運がよければカブトムシやクワガタムシがいることも。
ただ、近年は街灯のLED化が進んで虫が集まりにくくなってしまった。虫は紫外線を含む光に向かって移動する習性(走光性)があるが、LEDは紫外線を発生しないためだ。小さい頃は街灯の下で虫探しをしたものだが......
昼間なら余裕で登れる傾斜も、視認性が低下する夜間は危険 冒険はいつもスリリング...だが、ここは無理せずいつものルートで(´・ω・`)
樹液場1か所目、デカい甲虫を発見。ミヤマカミキリのペアだ。触角の長いほうがオス、メスは樹液を吸っている。
カミキリムシの幼虫は焼いて食べると美味しいと聞く。ぜひ食べてみたい
コクワガタも何匹かいた。
ただ、あの頃に比べるとかなり昆虫が減ったように感じるのはなんだか寂しい。この木、明らかに虫が集まりそうだが空っぽ。
昔は樹液がドバドバ出て、カブト、クワガタ、カナブン、蛾、スズメバチ...と自然豊かだったのに
猛暑による変化か、生態系に対して無遠慮な人間による乱獲か、それとも新しい樹液場ができたのか...
おっと、これは
クスサンの繭じゃないか? あのでっかい蛾の蛹。実物を初めて目の前にして驚き。
昆虫に限らず、生き物ってのは図鑑で見ただけで終わることも少なくない。成虫も見てみたいな。
あ、カマドウマだ。世間一般では「便所コオロギ」なんて呼ばれているだけでも可哀そうなのに、不快ってだけで嫌われるの気の毒すぎないか(^ ^;;
まあ、家の中にいたらイヤだけども。
最後はお気に入りの木を見て終わりにしよう。ここなら慣れた山道だ。暗くても大丈夫。
うまいこと樹皮に溶け込んだ
うーん、この蛾はなんだろう? 種類がわからない。怖いから触らないでおこう。
周りには蟻も集まっている。こんな夜に働いている蟻さんたちも残業かな(白目)
お、何かいるぞ
可愛い(建前) キモッ! (本音)
芋虫らしくない長い脚、背中のイボイボ、ケツに生えたシッポみたいなモノ
でもなんだか可愛い気もして10分ぐらい夢中になって観察。しばらくして思い出した、シャチホコガだ。
静止する時や威嚇する時は海老反りになってシャチホコのような見た目になるのが名前の由来。これも実物を見るのは初めて。ところが、予想の斜め上に気味が悪くて触る気にはなれず さて、今日はこの辺で帰ろう。
実はもう一つ、小さい頃に虫を捕っていた雑木林があるのだが、今はどうなっているのだろうか。次はそこに行ってみよう。
東京ディズニーシーのアトラクション「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」の出口にある看板。
「アドベンチャーに終わりはない」
まさにこれだな、と思ったので過去記事から持ってきた
最初は山道で運動するだけのつもりが、いつの間にか自然探索という趣味に。ますます楽しみだ。
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