和歌山毒入りカレー事件の林真須美、オウム事件の麻原彰晃、山口県光市の母子殺害事件の元少年、、、
これらの被告の弁護を担当しているのは、同じ人物です。
弁護士、安田好弘さん。
彼は何故「悪魔の弁護人」と呼ばれながら、これら死刑囚の立場に立って戦うのでしょう?
それが知りたくて、
映画『死刑弁護人』を観てきました。
正直今までは、こんな人たちの弁護を引き受けるなんて、相当の目立ちたがり屋か、変人だと思ってましたが
「真実が追求されなければ、またいつか同じ事が起こってしまう。そして、誰もが更生する可能性を持っている。」という
強い信念が、彼を動かしていることを知りました。
自分の犯した罪によって、世の中全てを敵に回した人。
その人に、最期まで寄り添うことをやめない安田さん。彼は強く、また優しい人でした。
検察や報道が、一概に「正義で真実」であるとも言えないのだ、ということも、なかなか考えさせられます。
ヘビーな映画ですが、ほんとに、観て良かったです。
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