ダーリン作の本棚、ミヨの本で一杯になってきました。
中にはすっかり茶色くなった私の母の持っていた絵本、姉の絵本、私が買った絵本などもあります。
例えば同じ「おむすびころりん」でも、やはり自分が小さい頃から慣れ親しんだ本が、自分にとっての本物の「おむすびころりん」だったりすることありません?本もデジタル化される昨今ですが、愛着を持つ一冊はやはり手元に置きたいものですよね~。
ところで、大人になってからハマったのが、このシリーズ。
ご存知「大草原の小さな家」シリーズでございます。
作者はローラ・インガルス。
西部開拓のころのインガルス家の厳しくも暖かい暮らしが、生き生きと描かれています。
そう、ローラ・インガルスは、インガルス家の次女なんですね。
ある年代の方は、こちらの
NHKでやっていたドラマの印象が深いかも。私の姉も、大好きでよく観てました。
ドラマでは、ローラたちがある程度安定した文化的な暮らしをしていますが、原作ではまさに「生きるか死ぬか」の繰り返し。
それでも、そんな暮らしがたまらなく魅力的なのは、作者ローラのあくまでも明るい前向きな文章と、当時の工夫と創意に満ちた生活が素晴らしいから
家の壁にする板は、父さんが木を切って薄く削るところからやるんですよ!
ベットの中は、刈り取って乾燥した干し草なんですよ!
夕ご飯は父さんが撃って来た鳥ですよ!
この本を読むと、生活の原点を見直す気持ちになります。
たかがボットン便所で頭が一杯なんて、ローラたちに笑われるわね、、、
あ、「大草原」シリーズ、私は講談社のシリーズを読みましたが、岩波の方が完訳のようですよ。