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スヌーカーのブログ No54

2019-03-22 21:35:36 | オサリバン 祝センチュリー1000


天才オサリバンが歴史的な記録を達成!


ずいぶん、ご無沙汰しており、申し訳ございませんでした。

この歴史的な快挙は、是非とも「みなさんに、お知らせしないといけない!」と思いブログNo54を執筆した次第です。

今回の記事に関しては、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。なにぶん、数日のタイムラグがありますので・・・すみません。


ついに、前代未聞のセンチュリーブレイク1.000回をロニー・オサリバン選手が達成しました。


ちなみに、センチュリーブレイクとは

ノーミスで、突ききって100ポイント以上だすことです。
スヌーカーの最高得点が147ポイントですから、100ポイント以上たたきだすことは至難の業です。
赤ボールが1ポイント、イエローが2ポイント、グリーンが3ポイント、ブラウンが4ポイント、ブルーが5ポイント、ピンクが6ポイント、ブラックが7ポイント。
赤ボールとそれ以外のカラーボールを交互にポケットして、100ポイント以上です。
ちなみに、赤ボールはポケットしたら戻しません。赤ボール以外は所定の位置に戻します。


まだ、その感動的なシーンをご覧になっていない方達にご覧になっていただきたいと思います。

記録達成の瞬間が近づくにつれて、オサリバン選手の表情がなんともいえない幸せそうな表情になります。
私は今まで、オサリバン選手が試合中に、こんなにも幸せそうな顔を見たことがありません。

実は、オサリバン選手の人生は、かなり波乱万丈な人生だったのです。

記録達成の瞬間は観客が全員、スタンディング・オベーションで拍手喝采です。

オサリバン選手を誰もが暖かく祝福します。そんな会場の中でオサリバン選手は100ポイントをオーバーしても、楽しそうに突き続けます。

今までのスヌーカー人生の中で、オサリバン選手自身が「スヌーカーをやってきて良かった」と感じた最高のひと時だったと私は思います。

この記録を達成したのは、今年2019年の3月4日から10日に行われたランキング・トーナメントである「2019 Coral Players Championship」の決勝戦です。
なんとも、できすぎです。

しかも、記念すべき1.000回目のボールをサウスポーで打ちます。ミスしたら、取り返しのつかないアホ呼ばわりされる状況で、左手で打つなんて、やっぱり天才です。

相手は、オーストラリアのネイル・ロバートソン選手です。1.000回のセンチュリーブレイク達成と同時に優勝も決めました。
ネイル・ロバートソン選手は、ロニーが「最高にいい性格だ」と言っている選手です。

最後の手玉(白い玉)はポケットしてしまうという、これまた出来すぎな展開に、ロバートソン選手も笑いながら祝福してくれます。

では、ご覧ください。

約10分間の動画です。↓

Ronnie O' Sullivan Makes Snooker History With His 1000th Century Break


オサリバン選手が、1.000回のセンチュリーブレイク達成時点での、他の選手のセンチュリーブレイク達成回数の表が以下の通りです。





実は、もう一つ歴史的な快挙を打ち立てた選手がいます。



上の写真のロニー選手の右側に立つあどけない少女が、すごいことをやっちゃいました。


女子スヌーカー選手では、初めての147(マキシマム・ブレイク)を達成という快挙です。

ひょっとしたら、映像として残っている最初の147という意見もあるかもしれませんが、そんな突っ込んだ野暮なことは言わないでおきましょう。

とにかく、今話題の女子のスヌーカー選手です。

Nutcharat Wongharuthaiという名前の選手で、タイの選手で19歳です。現在、世界ランキング8位です。

ちなみに、147(マキシマム・ブレイクとは

ビリヤードで言うところのマスワリなんですが、最高得点の147ポイントをゲットするためには、赤ボールとブラック・ボールを交互にポケットして、すべての赤ボールをポケットしなければならないという難しいミッションがあります。
天才ロニーは、過去の公式試合中に15回も147を達成していますが、一度しか147を出したことがない男子プロなんか大勢います。

では、こちらのシーンもごらんください。

約16分半の動画です。↓
147 by Nutcharut Wongharuthai (Mink) on practicing @ Hi-End 11/03/19



では、最後に現時点(2019.3.22)での世界ランキングもお知らせしておきます。

No1 Mark Selby
No2 Ronnie O'Sullivan
No3 Mark Williams
No4 John Higgins
No5 Mark Allen
No6 Judd Trump
No7 Kyren Wilson
No8 Neil Robertson
No9 Ding Junhui
No10 Barry Hawkins


これから、しばらくは、色んな選手を詳しくご紹介していこうかと思います。
次回は、「まるごとロニー・オサリバン」というタイトルで、知られざるロニー選手の過去から現在。趣味や私生活などの情報をお伝えしたいと考えています。

では、また!


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