粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

「一人で勝手にやれば」語る会 22

2011-07-08 17:00:55 | 語る会
 今回「一隅を照らす生き方を求めて」と銘打っての私の想いをお聞き頂いているわけですが、ここで、昨年の暮れ12月30日と31日に私が体験した嬉しい話を二題お話しさせていただきたいと思っていました。しかし、話が長くなりそうですし、それに、歌まで唄ってしまいましたので止めにします。私の身近にいる二人の女性を通しての、とてもいい話でしたが残念です。

□ここから私が皆様方にどうしてもお伝えしたかった肝心な部分の話に少しずつ入っていきます。小田切和雄心の世界の話です。そんなことを云いましても、今でも私自身、いろんな悩みをいっぱい抱えならら精一杯生きているんです。どうにもうまくいかない人間関係もあります。経済的なこと等考えると思い切り落ち込んでしまいそうです。人に云えない悩みも山ほどあります。この顔で。みんなそうだと思います。人には見せないだけです。強がっているだけです。そして、その心のバランスをとるために、私は伊那の町に飲みに出かけます。一人が多いです。そして、お酒が入ると大概の人は元気になり明るくなります。気が大きくなり、ついでに声も大きくなり態度もデカくなります。私も同じです。でも、帰りの電車。その電車から私は一人、木下の駅で降ります。家が近くなるにつれ寂しさが顔をのぞかせます。寝室のドアーを女房に気づかれないよう静かに開け、ソット布団にはいるといろいろ反省します。こんな生き方でいいのかなァ?あんなこと云っちゃったけど、いのかなァ。悲しさが湧いてくることもあります。そんな時思い出す「詩」があります。少しマイナーで哀しくなりますが、皆さんに紹介したいんです。人間の深い部分と、優しさを突いている詩です。