粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

「一人で勝手にやれば」語る会 26

2011-07-15 07:07:39 | 語る会
「一隅を照らす生き方を求めて」なんて、偉そうな演題を掲げていますが、「一隅を照らす」という言葉は、現在でもいろんな方々が云っています。そして、それを実践している集まりもあります。しかし、そのルーツは像法時代(西暦800年頃、桓武天皇の時代)の日本に於ける仏教の正師、所謂仏様である「伝教大師・最澄」さまの言葉です。それによりますと、一隅とは今あなたがいるその場所のことで、家庭や職場など、自分自身が於かれているその場所がいわゆる一隅だそうです。その一隅で精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人。という意味です。そして、自分の為ばかりでなく、周りの人の幸せや、国家や、社会全体にまでそのような思いや、言葉や、行動が伝わっていけば、やがて安穏な世界が実現するということだそうです。

□今回の東日本大震災でそのような心優しい方々があらゆる処で活躍され、それが報道されました。我々も知らない、そして報道もされないような過酷な状況の中で黙々と活動された多くの方々がいると思います。震災に遭われた多くの方々がどれほどその優しさに心を癒され事でしょう。直接の当事者でない我々は、ともすると悲惨な記憶が薄れがちになってしまいそうですが、決して目をそらしてはいけない事実だと思います。

□震災の話はもう聞きたくない、と思われる方もいると思いますが、あえて、私も思わず目頭が熱くなってしまった幾つかの記事をここで、ご紹介させていただきます。続く


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