旅行記「島根・山口・福岡・広島の旅2013」の最終日の工程を本日からお届けします
ツアー自体は二泊三日の短い日程でしたが...日常生活に戻るも、あの日々を思い起こすことでニンマリする一時を味わっています。
仕事をしているからこそ、味わえる快感かもしれません。
さて、最終日の天候がマズマズなのを確認したところで、ホテルの朝食バイキングに。
最終日は二日目に比べると、ゆとりを持って食事をすることができました。
(京都・大阪・奈良の旅以外は)“ツアー旅行”を多々利用しているせいか...
残念なことに、この手の朝食バイキングのメニューにおいては、どれがレトルトパウチ食品か分かるようになりました(笑)
そこはホテル側も重々承知でしょうから、差別化を図るために御当地モノが必ずあるはずなので、そこが狙い目
こちらでは門司港名物の“焼きカレー”があったので食べてみました。
正直言うと、一口食べて“胸焼け”の予感がありました(笑)が、食べてしまいました。
(チーズがトロリと溶けた熱々だったら、また違ったかもしれませんが)
そもそも、焼きカレーは昭和30年代の福岡県北九州市門司港にあった喫茶店から始まったと言われ、余ったカレーをグラタン・ドリア風にオーブンで焼いたところ、
実に香ばしく、美味しく仕上がったので後に店のメニューとして出し、好評だったそうです。
門司港は九州の最北端に位置し、明治から戦前にかけて国際貿易港として繁栄した港町なだけに、洋食文化が逸早く根付いたことから、
「焼きカレー」といった西洋風メニューが生まれる土壌は確立されていたのかもしれませんね。
ご覧のとおり、アレンジしやすい様相なので家庭料理として広まったのは言うまでもありません。
自宅でも作ってみようと思います
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■門司港で提供されている「焼きカレー」について
特に決められた定義はないが、オーソドックスな形状は「ごはんの上にカレーをかけ、チーズと玉子をのせてオーブンで焼く」というものである。
しかし、お店によって玉子がのっていないものもあるため、少なくとも(1)「カレーとチーズがかかっていること」(2)「焼いていること」の2条件が揃っていれば「焼きカレー」と呼んでいるようである。
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これにて九州エリアとお別れなので...
ホテルの売店にて最後に「日田やきそば かりんとう」を買いました。
こちはは大分県日田市のまちおこし団体「日田やきそば研究会」が監修したかりんとうで、
一口食べると香ばしいソースの味が口一杯に広がり、病み付きになりそうな美味しさ。
焼きそばというよりも“お好み焼き”のような味わいでした。
さて、門司港エリアから東へ戻るように...最後は広島にある宮島へと向かいます
▲フェリーはJR西日本宮島と宮島松大汽船の2社が運営
宮島口桟橋から宮島までの海上をフェリーで船旅
初のフェリーなので、若干のワクワクと一緒に乗船(笑)
船内の座席は既に満席なのでパノラマデッキに向かうと開放的な景色が待っていました。
しかしながら感動と同じくらいのく強風を否応無く体感できます...
この光景はカキ養殖でしょうか?
江戸時代から養殖される広島カキは今では全国の出荷量の約7割を占めているそうです。
広島から全国に出荷される広島カキは冬の風物詩...昼食が楽しみですね。
JRが運営するフェリーは少し遠回りして厳島神社の大鳥居を見渡すような航路でした。
厳島神社の海に立つ赤い大鳥居が視界に入ってくると、誰もが眺めていました。
(正確にはカメラを向けていました...かな)
▲歓迎の石碑はもう一つあります
約15分程で宮島に到着。
宮島と言えば、松島・天橋立と並び、日本三景の一つとして知られる景勝地。
古代から島そのものが自然崇拝の対象であり、平安時代末期以降は厳島神社の影響力の強さや海上交通の拠点としての重要性から度々歴史の表舞台に登場しています。
江戸時代中期からは日本屈指の観光地として栄え、人口1800人余りの島に対して
国内外から年間300万人を超える参拝客・観光客が訪れているそうです。
ご存知の通り、“原爆ドーム”と並んで広島県の代名詞的存在な観光スポットですね。
▲枝角が生えた成熟したオスは観光客にけがを負わせる危険性があるため,角が切られています
フェリーを降りると、鹿がお出迎え...
ではなくて餌をもらおうと観光客におねだりしてきます。
餌やりが禁止されているせいか、お腹が空いた鹿達は観光客が持っているパンフレットや紙幣を奪い取って食べてしまうことがあります。
と注意している矢先から食べられている人がいたくらいです(笑)
すぐさま自由時間とは言わず、ここからは昼食会場「弁天の宿 いつくしま」まで島の方がご案内
こちらからは厳島の鳥居が一望でき、会場は畳敷きの床机で半個室風の落ち着いた雰囲気でした。
待ちに待ったツアー最後の食事は名物の穴子メシとカキ料理でした
一つ一つ丁寧な料理で大満足
熱々のカキ鍋も然ることながら、穴子メシは“お代わり”できるのか聞いてみようと思ったくらい、美味しかったです。
宮島には、また旅行したいですね。
(つづく)
【過去の記事より 札幌では雪まつりが始まりまたね→時季外れでしたが[冬の北海道1 氷点下の世界]】
ツアー自体は二泊三日の短い日程でしたが...日常生活に戻るも、あの日々を思い起こすことでニンマリする一時を味わっています。
仕事をしているからこそ、味わえる快感かもしれません。
さて、最終日の天候がマズマズなのを確認したところで、ホテルの朝食バイキングに。
最終日は二日目に比べると、ゆとりを持って食事をすることができました。
(京都・大阪・奈良の旅以外は)“ツアー旅行”を多々利用しているせいか...
残念なことに、この手の朝食バイキングのメニューにおいては、どれがレトルトパウチ食品か分かるようになりました(笑)
そこはホテル側も重々承知でしょうから、差別化を図るために御当地モノが必ずあるはずなので、そこが狙い目
こちらでは門司港名物の“焼きカレー”があったので食べてみました。
正直言うと、一口食べて“胸焼け”の予感がありました(笑)が、食べてしまいました。
(チーズがトロリと溶けた熱々だったら、また違ったかもしれませんが)
そもそも、焼きカレーは昭和30年代の福岡県北九州市門司港にあった喫茶店から始まったと言われ、余ったカレーをグラタン・ドリア風にオーブンで焼いたところ、
実に香ばしく、美味しく仕上がったので後に店のメニューとして出し、好評だったそうです。
門司港は九州の最北端に位置し、明治から戦前にかけて国際貿易港として繁栄した港町なだけに、洋食文化が逸早く根付いたことから、
「焼きカレー」といった西洋風メニューが生まれる土壌は確立されていたのかもしれませんね。
ご覧のとおり、アレンジしやすい様相なので家庭料理として広まったのは言うまでもありません。
自宅でも作ってみようと思います
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■門司港で提供されている「焼きカレー」について
特に決められた定義はないが、オーソドックスな形状は「ごはんの上にカレーをかけ、チーズと玉子をのせてオーブンで焼く」というものである。
しかし、お店によって玉子がのっていないものもあるため、少なくとも(1)「カレーとチーズがかかっていること」(2)「焼いていること」の2条件が揃っていれば「焼きカレー」と呼んでいるようである。
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これにて九州エリアとお別れなので...
ホテルの売店にて最後に「日田やきそば かりんとう」を買いました。
こちはは大分県日田市のまちおこし団体「日田やきそば研究会」が監修したかりんとうで、
一口食べると香ばしいソースの味が口一杯に広がり、病み付きになりそうな美味しさ。
焼きそばというよりも“お好み焼き”のような味わいでした。
さて、門司港エリアから東へ戻るように...最後は広島にある宮島へと向かいます
▲フェリーはJR西日本宮島と宮島松大汽船の2社が運営
宮島口桟橋から宮島までの海上をフェリーで船旅
初のフェリーなので、若干のワクワクと一緒に乗船(笑)
船内の座席は既に満席なのでパノラマデッキに向かうと開放的な景色が待っていました。
しかしながら感動と同じくらいのく強風を否応無く体感できます...
この光景はカキ養殖でしょうか?
江戸時代から養殖される広島カキは今では全国の出荷量の約7割を占めているそうです。
広島から全国に出荷される広島カキは冬の風物詩...昼食が楽しみですね。
JRが運営するフェリーは少し遠回りして厳島神社の大鳥居を見渡すような航路でした。
厳島神社の海に立つ赤い大鳥居が視界に入ってくると、誰もが眺めていました。
(正確にはカメラを向けていました...かな)
▲歓迎の石碑はもう一つあります
約15分程で宮島に到着。
宮島と言えば、松島・天橋立と並び、日本三景の一つとして知られる景勝地。
古代から島そのものが自然崇拝の対象であり、平安時代末期以降は厳島神社の影響力の強さや海上交通の拠点としての重要性から度々歴史の表舞台に登場しています。
江戸時代中期からは日本屈指の観光地として栄え、人口1800人余りの島に対して
国内外から年間300万人を超える参拝客・観光客が訪れているそうです。
ご存知の通り、“原爆ドーム”と並んで広島県の代名詞的存在な観光スポットですね。
▲枝角が生えた成熟したオスは観光客にけがを負わせる危険性があるため,角が切られています
フェリーを降りると、鹿がお出迎え...
ではなくて餌をもらおうと観光客におねだりしてきます。
餌やりが禁止されているせいか、お腹が空いた鹿達は観光客が持っているパンフレットや紙幣を奪い取って食べてしまうことがあります。
と注意している矢先から食べられている人がいたくらいです(笑)
すぐさま自由時間とは言わず、ここからは昼食会場「弁天の宿 いつくしま」まで島の方がご案内
こちらからは厳島の鳥居が一望でき、会場は畳敷きの床机で半個室風の落ち着いた雰囲気でした。
待ちに待ったツアー最後の食事は名物の穴子メシとカキ料理でした
一つ一つ丁寧な料理で大満足
熱々のカキ鍋も然ることながら、穴子メシは“お代わり”できるのか聞いてみようと思ったくらい、美味しかったです。
宮島には、また旅行したいですね。
(つづく)
【過去の記事より 札幌では雪まつりが始まりまたね→時季外れでしたが[冬の北海道1 氷点下の世界]】