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オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、鎌倉へ…銭洗弁天

2014年02月05日 | ├ 神奈川県
鎌倉に行った際、鶴岡八幡宮を後にして、鎌倉駅に一旦戻り、
北鎌倉駅方面に少し足を伸ばして「銭洗弁天」へ向かいました
(ここからは思いの外、歩くことになったのです)





舗装されてはいますが、途中からかなり急な上り坂を登っていくと、
左手に銭洗弁天に通じるトンネルの入口が見えてきます。




▲トンネルを抜けたところで、立ち並ぶ鳥居は御利益があった方が奉納したもの

この短いトンネルを抜けると香の匂いが立ち込め、三方を崖に囲まれた境内が現れます。

ちょっとした“秘境”のような印象でした。





正式名を銭洗弁財天宇賀福(ぜにあらいべんざいてんうがふく)神社。

その奥にある洞窟内に鎌倉五名水の一つ、銭洗水(ぜにあらいすい)が湧き、その水で銭を洗うと百倍~千倍にもなってお金が戻ってくる...
と言われているせいか、多くの人がせっせとザルにお金を入れて洗っている光景が絶えず見られました。

これは源頼朝の夢枕に隠れ里の主であるという宇賀福神が現れ、「この地に湧き出す水で神仏を供養せよ、そうすれば天下泰平の世が訪れる」と告げた後に頼朝が信仰するようになったのがはじまり。

その後に“世の混乱”が収まったと伝えられています。
(更に北条時宗の父 時頼もこの福神を信仰したことで参拝する人が益々増えたそうです)




▲天井の千羽鶴は金運や健康を祈願する人達が吊るしたものだとか

この話がどのように発展したかは定かではないですが...
いつの頃からか、その霊水でお金を洗うと倍になると言う信仰が生まれ、現在に至ります。





という事で、岩窟内に向かうと小さな奥宮が佇んでいました。
(洞窟の口元の社が宇賀福神で洞窟内の社は銭洗弁財天)



▲紙幣は後から別洗いしました

で、弁財天に挨拶をしてから、ザルに置いたお金を洗うワケですが...このお金は“種銭”にしないのが正解。

そうすることで金銭が“福銭”となり、心掛け次第で使った分の数倍にもなって返ってくるそうです(笑)

とにかく、お金は使わないと駄目ですね



さて、再度トンネルを抜け、登ってきた坂道を更に進み、(名称は定かではありませんが)
葛原岡ハイキングコースに則り、北鎌倉駅まで歩いてみることにしました





歩くこと自体に抵抗はありませんが、これが難航しましたorz







手摺もなければ、登りも降りもそのまんま山道...油断は禁物でした。







先を急ぐ必要もないので“ゆっくりと小股”で歩くのが山道歩きのコツかと。





少しずつ変化があって飽きませんが、その都度足を止めてしまうと日が暮れそうな工程でした。





とは言え、独特な静けさと人に遭遇しないとあって、“非日常的”な時間を過ごせてリフレッシュできました。




▲JR北鎌倉駅ホームにて

北鎌倉駅が近づくと、気のせいか、こちらに向かって歩いてくる方が多数いたので、もしかしたら逆周り(北鎌倉→ 銭洗弁天)が正解だったのかもしれません(笑)

しかしながら、いい運動になった一日でした

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