
今年の飲食業界は、単価300円を割る“均一価格”をコンセプトにした低価格居酒屋業態が相次いで開店している。
こういった積極的展開を仕掛ける企業は、やはり“体力”のあるチェーン系企業が多い。
やれやれだ...
しかし、そんな大手チェーン企業の展開とは異なり、積極的な“業態リニューアル”や“居抜き物件”による店舗展開を志向するベンチャー系企業や個店も出てきており、“単価200円を割る”ような脅威の店も登場している。
均一低価格を切り口にしたリニューアルをすることで、
店舗の活性化を図ることができ、企業としては一石二鳥である。
消費者の心理としては、最低価格が下がり、料金体系も明快なため、ウレシイ事尽くしだろう。
「280円~で酒が飲める」と思うと、飲み士の方も財布も紐が緩むのだろうか...
酒が得意ではない自分としては、この有り難味を感じるのには時間がかかりそうだ
一方で、新しい動きとして
「2000円居酒屋バイキング」「90分ワイン飲み放題」のような食べ飲み放題専門店も登場している。
今後は単価勝負から総額勝負へのシフトも始まっているだろう。
以下、吉祥寺の『~自然派バイキング~「わらべ」』のラインナップは魅力的だ。
これだけの品を個人営業店で揃えるのは不可能に近い...
しかしながら、これだけ食べることができて“ヘルシー”という戦略は見事的中している。
ただ食べるのではなく、“自分で選ぶ”楽しさもプラス要因かもしれない
~秋メニュー(当時)~
*蓮根のお茶味噌和え
*小松菜の白和え
*胡麻いり大根餅の揚げだし
*いもこ味噌
*薩摩芋のレモン煮
*薩摩芋と南瓜のヨーグルトサラダ
*小松菜とえのき茸の煮浸し
*有機カリフラワーの柚子マリネ
*薩摩芋のスイートポテトペースト
*アジの南蛮漬け
~温かい料理~
*たっぷりキノコの有機豆乳茶碗蒸し
*キノコと水菜の和風ペペロンチーノ
*薩摩芋ときのこの豆乳クリームグラタン
*豚肉と春雨の豆乳スープ
*里芋と蓮根の麻婆
*季節のお野菜天麩羅
~野菜料理~
*国産大豆とひじきの煮物
*おからの炒り煮
*切干し大根の含め煮
*こんにゃくピリ辛炒め
*国産大豆のめかぶ納豆
*三色豆
*ツナとおからのムース
*自家製 国産鶏レバーペースト
*海藻サラダ
*レタスと水菜のサラダ
*ブロッコリーのガーリックマリネ
*山芋とろろ
*お野菜の天麩羅
~玉子料理~
*有機豆乳茶碗蒸し
*出汁巻き卵とおろしのオムレツ
*温泉玉子
~肉、魚料理~
*照焼きチキン
*穴子のひつまぶし風
~お米も健康志向~
*岩手山ひとめぼれ 特別栽培十文字米使用
*白米
*十穀米
*雑穀粥
~乾物・漬物~
*しば漬
*梅干し
*ゆかり
*キムチ
~カレー・スープ~
*有機野菜カレー
*カボチャカレー
*本日のお味噌汁
~デザート~
*本日のフルーツ
*黒蜜豆
*有機豆乳蒸しパン
*わらび餅
*コラーゲンゼリー入りカスピ海ヨーグルト
*アイスクリーム各種
*トッピング用 ハチミツ&黒蜜
チョコチップ&レーズン
これだけ食べても、一人2,000円弱はありえない