オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

初詣 2014 / お賽銭

2014年01月20日 | ├ 東京都内
皆さん、初詣には足を運びましたでしょうか

混雑時を避けて我が家も先日行って参りました

一年に一度ですが、境内で手を合わせると少しホッとするもの。

ワタクシは大層な願い事などありませんが、必ず自分の名前住所を添えております。

これだけ多くの“他力本願”がいるワケですから、(神様が存在するなら)所在を明らかにすることは大きなポイントかと(笑)



そして、お賽銭(おさいせん)。

そもそも、何故お賽銭を供えるのでしょうか?
その金額はどれくらいが妥当なのでしょうか?

ちょっとまとめておきます。



■お賽銭の意味するところ
何に向けてかは不明ですが、元は“お米”が供えられていました。
と言うのも、米の収穫が無事に済んだことへの感謝したかったワケです。

そして、通貨が流通する時代に神社・仏閣にお参りする風習が浸透し始めた頃に少しずつお金をお供えするようになり、
「お賽銭箱」が設置されたのは江戸時代の頃と言われています。

前置きが長くなりましたが...
お賽銭を供えするのは神様・仏様に対する祈願成就の“お礼”として感謝の気持ちでお供えするということ。

お願い事を聞いてもらうための代金ではないようです(笑)

という事で、“大層な願い事”などしてないのです。

お賽銭の事は置いといて、神社参りが習慣になった説としては...
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・賽銭を投げ入れた時の音(チャリーン?!)で厄を払う
・お礼お返しに行く
・前回のお礼をして、新しいお願いをする
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等々、思わず“ニンマリ”した出来事があったら、感謝のために御礼参りをする習慣を心掛けると、キモチにゆとりが生まれるかもしれません。





■お賽銭の金額について
個人的には金額の大小はあまり気にしない方がいいと思いますが...日本人は“語呂合わせ”が好きですから、御縁(=5円)に因んで5円玉の枚数によって様々な意味付けをしています。

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*1枚(5円):五円と“御縁”をかけて「ご縁がありますように」。
*2枚(10円):2枚の五円玉を重ねることで「重ね重ねご縁がありますように」。逆に「ご縁が遠のく」という考え方もできます。
*3枚(15円):15円(じゅうごえん)と「十分ご縁」をかけて「十分ご縁がありますように」。
*4枚(20円):4枚の五円玉で「よいご縁がありますように」。
*5枚(25円): 25円(にじゅうごえん)なので「二重にご縁がありますように」。
*6枚(30円):「安定と調和のとれたご縁がありますように」。(「6」という数字が使われる「六角形」には安定と調和をもたらす意味があるためだとか)
*7枚(35円):「3」と「5」で「再三ご縁がありますように」。逆に「散々なご縁に遭遇」という考え方もできますね。
*8枚(40円):「末広にご縁がありますように」。(これは?...なぜかわかりません・・・)
*9枚(45円):初詣の年始から年末までの一年間を願うという意味で「4」と「5」を合わせて「終始ご縁がありますように」(これも何ともいえませんね・・・)
*10枚(50円):「五重の縁がありますように」や「10倍のご縁がありますように」。
*11枚(55円):お賽銭を「午後(ごご)」に投げることでご縁がある...(午前中も作ってほしいですね)
*13枚(65円):「ろくなご縁にあわない」...
*15枚(75円):「泣くようなご縁にあってしまう」...
*17枚(85円):「8」と「5」で「矢継ぎ早にご縁を受けられる」...
*19枚(95円):「苦しいご縁にあう」という意見。(段々と痛々しい語呂合わせですね)
*21枚(105円):「百(盛)り沢山のご縁がある」や「十分にご縁がありますように」。 逆に「当分ご縁がない」という考え方も。
*23枚(115円):「115(いいご)」で「いいご縁がありますように」。
*25枚(125円):「十二分にご縁がありますように」。

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キリがないところですが、
*415円 → 良いご縁
*485円 → 四方八方からご縁
*500円 → 500円硬貨一枚をうっかり投げると、それ以上の効果(硬貨)はない...orz(これはうっかり投げ入れそうです)

お分かりかと思いますが、正しいお賽銭の金額はないという結論かと

(もし存在するなら)神様・仏様、そして自分の周囲の方に対して感謝の気持ちがあれば充分だと思います。
(あくまで個人的な意見ですが)




帰りの参道で“あんず飴”を妻が買ってくれました。
ワタクシは人生初です...
(子供の頃は無駄使いさせてもらえませんでした)

総じて「あんず飴」と呼ばれていますが、あんずではなく“すももの酢漬け”を使ったのが一般的。
その他ミカン、パイナップル等を水飴に絡めた多彩なラインナップがあり、水飴が垂れるのを防ぐため、最中の皮に添えて店頭に並んでいるのが主流のようです。
(夏は氷の上で直に冷していますよね)

こういった屋台そのものは好きですが、タバコを加えて店頭販売している輩を見かけると、もうドン引きです(そんなの誰が買うか!?って:笑)

こちらは、屋台に立つ年配女性(おばあちゃん)が“何だか買ってしまいたくなる雰囲気”を醸し出していたようで、戻ってまで購入しました。

200円で1本(1回)?かと思ってましたが、玉を転がすパチンコのようなゲーム結果によって合計1~3本のあんず飴が手に入ります...(単純で実に面白い

初のあんず飴ですが、果物の酸味にネットリした水飴が絡んで美味しかったです。

毎年、年初の“おみくじ”代わりに食べたいですね。



【過去の記事より...去年は映画を正月早々に観ました】
*[劇場版 大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]




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