オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

十万石まんじゅう / 十万石ふくさや <埼玉県行田市>

2017年06月21日 | ├ ご当地銘菓・土産物
風が語りかけます...うまい、うますぎる! 十万石まんじゅう (埼玉銘菓十万石まんじゅう)

お馴染みのナレーションと共に埼玉テレビやテレビ東京でCMが放送されているのは埼玉県は行田市の名物「十万石まんじゅう」。

埼玉県民ではないものの、このフレーズが流れる度に“顔を作って”唱えてしまうほど、自分の中では定着していたところ、念願叶って(?)埼玉出身の友人が贈ってくれました(笑)

こちらは埼玉県は行田市の菓子メーカー「十万石ふくさや(福茶屋から1960年に改名)が製造・販売する和菓子。
太平洋戦争が終結し、砂糖の流通が解禁されたことにより、1952年(昭和27年)の創業と共に誕生しました。



▲食品添加物を使わない生菓子のため、土産物としては賞味期限が短めです

そもそも「十万石」とは遡ること江戸時代、行田市にあった忍藩の石高が10万石であったことに因んで、「行田名物」にしたいというこちから命名されたようです。

例のキャッチフレーズですからね、
「そんなに期待はしないで下さい。わりと普通の饅頭ですから」と埼玉県民から理があったので、過度な期待はしなかったものの...



▲白い皮には「十万石」という焼印

これが思いの外、美味しかったです
(うまい、うますぎる!と舞いました:笑)

一見すると、パサつきがちな饅頭生地(皮)かと思いきや、
透き通りそうな薄さながら、餅のように柔らかい皮の独特な食感に加え、ギュッと詰まった漉し餡の上品な甘さが秀逸。

これは本当に“うまい”饅頭で、ついつい手が伸びてしまう美味しさ...(グッと我慢)

ごちそうさんでした

十万石まんじゅうは「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」の一種でもあり、“つくね芋”(大和芋)の風味と同時に、小麦粉よりも米の割合が多い皮のため、米の風味も味わえます。
なにより、その皮に合わせたちょうどいい塩梅の漉し餡が美味でした。


【旅の道中で買い忘れました...】

*[お得な切符『青春18きっぷ』の旅 2016冬 埼玉篇]







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