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韓流ネタは初投稿です。
数年前にCMで見た、オカッパ頭をしたクォン・サンウが気になって、何となく借りてみました📺
友達って?...
幼馴染って?...
友達と恋人の境界線ってどこなんだろう...
男の子と女の子の幼馴染、
その二人がずっと、友達でいられるのだろうか...
そんなシチュエーションの問いに答えたラブストーリーでした。
青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~
■あらすじ
13年間幼なじみ同士で兄妹のように育ったジファン(クォン・サンウ)とダルレ(キム・ハヌル)は、今も昔も会えばケンカばかり。いつのまにかそれぞれ別の恋人ができて、互いに微妙なすれ違いを感じようとも、かけがえのない友情は今も変わらない。そんななか、ジファンはアクション俳優として、ダルレは映画女優としての夢を実現する。だが幸せも束の間、ジファンにある事件が…。絶望の淵に立つジファンと彼を助けたいと胸を痛めるダルレ。そしてふたりが真実の愛に気付いた時、人生が新たなる方向へゆっくりと動き出す...
ジャッキー・チェンのようなオカッパ頭をしたアクション俳優を夢見るテコンドー学生、ジファンと、
本番に弱い、女優志望のダルレが夢に向かって奮闘する物語前半はまさに青春そのもの。
そして、お互い夢の第一歩を踏みしめたのも束の間。
ジファンは交通事故に遭って片足を失い、ショックのあまり、旅に出て音信不通...
と、後半は静寂な雰囲気が漂っています。
久しぶりに誕生日に再会するも、怒ってジファンの頬を叩き、その場を立ち去るダルレ。
一年も音信不通だったら、そりゃ怒りますね(汗)
しかし、映画化するためにジファンが映画会社に持ち込んだシナリオ「僕の友達 チン・ダルレ」に目を通すと、自分への想いにようやく気が付きます。
ジファンは幼い頃から、一途にダルレを想ってきました。
その気持ちが分かるには充分なほど、想いの詰まったシナリオ。
中でも印象的なのはたがか愛について語ったくだりです。
~ジファンがダルレとの出会いからこれまでを綴ったシナリオ「僕の友達 チン・ダルレ」より~
ある人はたかが愛だと言います。
確かに愛ほど非生産的なものはありません。
メシが食える訳でも金を稼げるわけでもなく不眠症で生産力は低下。
ニタニタ笑ってると変な人だと思われる。
嫉妬や失恋を経験し“愛なんか信じるのか?”と非難もされます。
でも僕は愛のいいところを1万個くらい知ってます。
・1つ 与えることの喜びを感じられます
・2つ 悪い点よりいい点が先に見えます
・3つ タイムマシーンに乗らずとも子どもになれます
・4つ “何かいいことあるの?”とよく聞かれます
・5つ 空や星、花や木の美しさを知ることができます
誰かを好きになるって、綺麗ゴトだけでは難しいなって、つくづく実感です。
身近な親友という立場でダルレと付き合ってきたジファンは、ずっと片思いでした。
告白を敢えてしなかったのは「一緒にいられればそれで良かったから」...そんな気がします。
見返りを求めない気持ちこそが、純粋にダルレを想う気持ちの現れだと思います。
結局、一途なキモチを貫き通した人には、ニッコリが待っているんです。
この映画を観終わった瞬間だけは穏やかで純粋な気持ちになれると思います…
ポイントは瞬間。
そこからは勇気ある行動!“愛なんて”と少し冷めた気持ちを抱いたり、現実を見ないで相手に求めてばかりの男女に観て欲しい作品です。
ラストには、どんな願いも叶う?!ステキなおまじないが待っています。
■スタッフ
監督:イ・ハン
製作:ハン・ソング
撮影:イ・ジュンギュ
照明:ソン・ジェワン
美術:カン・ソヨン
音楽:キム・ミンギュ
衣装:オ・サンジン
配給:エスピーオー
■キャスト
クォン・サンウ
キム・ハヌル
イ・サンウ
チャン・ミイネ
チョン・ギュス
イ・ギョンジン
パク・チビン
チョン・ミン
チェ・ジョンユル
チョ・ドクチェ
キム・ハクチェ
イ・ヨンナン