オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

お得な切符で一泊二日旅行(福島編11 ヘロヘロに酔えなかった...酒蔵見学)

2013年09月27日 | ├ 北海道/東北
福島県は会津若松を一泊二日で旅したワケですが...
気が付けばブログの記事が10日を越えてしまいました。

ノンビリ更新でスミマセン

たかが一泊二日”なんですが、それなりにも楽しもうと“工夫”をした旅でした 




▲7つの建物からなる末廣酒造の嘉永蔵/創業時の面影を色濃く残す木造三階建ての建屋(右)

さて、『田季野』の件からキモチを切り替えて、自転車を走らせて「七日町(なぬかまち)」に向かい、ここ会津若松の観光地の中で酒蔵見学が出来るという『末廣酒造 嘉永蔵(すえひろしゅぞう かえいぐら)』に足を運びました。




▲酒蔵ですが...先代が愛した歴代のカメラの名機・逸品が勢揃いした展示蔵もあります

創業は江戸幕府も末期となり時代が変わりつつある嘉永3年(1850年)。

明治時代に酒造りを福島県で初めて実現し、大正時代には山廃造りの創始者“嘉儀金一郎”氏による「山廃造り」の試験醸造を試み、現在に至って伝承されています。

更に、地元農家によって契約栽培された一部有機米を含む原料米を使用し、米・水・人と会津に拘った酒造りを行っています。





と、一見すると敷居の高い本格酒造のように感じますが...


▲「酒蔵カフェ杏」は4つの蔵の中で最も古い蔵を改装したもの/酒蔵ショップでは試飲しながら土産選び

職人のスタッフが約30分間かけて酒蔵内を案内してくれるのです...




▲酒蔵見学コースのスタートはホールから。サンダルに履き替えていざ見学!

お酒の原料・製造工程・歴史は勿論のこと、コンサートホールや主人の住まいであろう木造3階建て部分も見学させてくれました。
(仕込みの時期に当たれば、きっとアルコール臭だけで酔っていたと思います:笑)





▲一歩足を踏み入れると歴史を感じる佇まい

最も印象に残っているのは趣のある木戸に凜とした入口、そして現在の日本建築(木造建築)では稀有なほど高さのある吹き抜けが堂々としたホール。

“お酒が飲めない(お酒が目当てではない)”方でも、この存在感と雰囲気に見学前から酔うことでしょう(笑)


「七日町」の散策するなら、オススメできる観光スポットです。
(贈呈用のオリジナルの酒を造るプランもあります)



▲金色に輝く醸造酒です

で、我が家は酒蔵ショップで自宅用に『長期熟成流転(るてん)本醸造』を買ってきました。

そのまま飲もうなんて考えていません(笑)

こちらは円やかな熟成香にトロッとした濃厚な甘味があるそうなので、あくまでデザート用としてです。

つづく

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