昨日の数学の授業で、授業終了間際およそ10分間を使って算数パズル(文章問題)に取り組みました。中1は方程式、中2は連立方程式の文章問題に取り組む際、文章の中に織り込まれている細かなヒントに気付けるよう、トレーニングをさせたかったからです。少し時間がかかるかな、と思っていたところ、それはとんでもない誤りでした。
生徒たちは次から次へと問題を解き、私のもとへ持って来ます。ほとんど正解でさらに次の問題に進めて行くことができたのです。一番早く進めていた生徒に、「どうだ、宿題としてもう少し持って帰るか?」と尋ねると、ほんの少し迷った後、「はい、持って帰ります。」と言って数問持って帰りました。
これまでの経験から、「全然分からない。」とさじを投げてしまう生徒が数名出るかな、とも思っていましたがそんなことも無く全員が黙々とそしてスイスイと解いていました。大人が勝手に生徒たちの能力を予測し、これくらいかな、と決めつけてはいけないのだと反省しました。
子供たちの能力は、私たち大人の予測を大きく超えることがあります。この夏休み、この夏期講習でまた大きく伸びる子供たちが何人出てくるか、楽しみになってきました。夏期講習も折り返し地点を過ぎました。私も子供たちに負けずに頑張ろうと思います。